天空の茶屋敷に来て、考えたこと
遂に、念願の天空の茶屋敷に来ました。
天空の茶屋敷とは、福岡県八女市黒木町の山奥の笠原という集落にあるゲストハウスです。
娘がいる中、一人で2泊する時間を妻からいただきました。ありがとう。
ここのオーナーである坂本ジローさんの生き様が面白くていつかは来たいなと思ってました。
一年半程無職を経験して、その間、お金、幸せ、自分などの興味がある分野の情報にアクセスしまくった結果、この天空の茶屋敷という場所に行きつきました。
泊まっている人たちは良い意味で普通じゃない人たちで、早速色々お話させてもらったり、お茶摘みを体験させてもらったり、近所のおばちゃんとその知り合い達が遊びに来て井戸端会議になったり、普段経験することない1日を過ごしました。
何かここにきて劇的に価値観が変わったり、収穫があったりってことは今のところ特にありませんが、(悪い意味ではないが特に期待してもいない)、一つ願い事を達成できたってことでいえば、嬉しいし楽しいですね。
僕は同じ組織、コミュニティにずっといることが苦手な風天の寅さんみたいな性格なんだと思います。
たまにこうした非日常的な体験やお茶摘みのように好奇心があること、自分なりの発見があることに手を出してみたくなるんですよね。
過去を振り返ると、地元にいた高校生の時までは、バスケや受験にフルコミットしていて、いわゆる一般的な人でした。
大学以降は、留学して大学の卒業が1年遅れたり、カフェを経営しようとしたり、転職回数が多かったりとよく言えばフットワーク軽く過ごしてきました。
悪く言えば、計画性がない、無責任とかかな?
娘もできて、家族を養っていく必要はもちろんあるので、最終的には、こういうフットワークを活かして飯を食わせてあげるくらいの収入と自分の幸福度を手に入れていくライフスタイルを築きたいなというぼんやりとした期待があることはあります。
あと、こういう一人で非日常的な体験をすることで、家族の大事さを再認識します。
普段は喧嘩や一方的に不機嫌になったりすることが正直あります。
その根底には妻に対しての劣等感があるんじゃないかと思っています。無職で妻に支えてもらってたし。
妻が優秀なので、ずっと家族という固定的な環境だと自分の弱点(几帳面でないことや自分の欲望を優先してしまうなど)が浮き彫りにされ続けて、心の奥底でプレッシャーを感じてるんだと思います。
だから、今回のようなゲストハウスの人たちや製茶園のスタッフさんなど色んな人たちとしゃべることで、色んな人がいて安心するというか、多様性の気持ち良さを感じるというか、そんな感じです。
英語を学ぶこと、海外の人とコミュニケーションをとることが好きな理由の一つもそこにあると思います。
今日は久しぶりにPodcastを収録しようと思うので、こんな感じで考察してみました。
では!