カブ沼のBBA【前編】
見出し画像のカブトムシを選ぶのに可愛いカブオ(※カブトムシのオス)がたくさん出てきてどれにしようと見ながら、「君に決めた」とポケモンのようなセリフと共に⬆のカブオに決めました
写真かと思ったら色鉛筆でのイラストだそうで、リアルカブトムシのステキイラストに決めさせていただきました✨
元々カブトムシかクワガタかと言われると昔からカブトムシ派なのだが、息子が小2の頃(3年前)夏休みに公民館でカブトムシをもらったことがカブ沼の発端である
自分も小学生の頃近所の雑木林みたいなとこにカブトムシ取りにいったり(取れた記憶はないが)、弟がクワガタムシをもらってきて飼ったりしたこともあるので甲虫類には抵抗はなかった
息子はオスメス2匹ずつもらい、百均で虫かごや昆虫マット、昆虫ゼリー、餌皿などの初期装備を買い揃え、初めてのカブトムシ飼育をした
犬や猫等と違って触っても硬いのであまり癒される感じではないのだが、散歩をしに行くこともなくうんこシッコ等の片付けもほぼないところが昆虫飼育の楽なところだろうwww
何なら犬や猫等のふわふわ感な癒しはないが、カブトムシが昆虫ゼリーをペロペロ舐めていたり、登り木の上を歩いていたりするのを見るとなかなか可愛くて癒される
そんなカブトムシだが、オスメス2匹ずつもらった割にオスが先に1匹亡くなってしまい、3匹育てていたがオス1匹メス1匹と順に亡くなってしまい、最後に残ったメスは10月の末に亡くなった
その頃にはもうカブコ(※カブトムシのメス)に情が湧き、カブコ死なないでくれぇ!!と泣いた
それほどまでにカブトムシにハマりカブ沼の住人になっていた
そしてカブコがなくなってから数ヶ月、ホームセンターで値下げされていたカブトムシの幼虫を見つけ1匹買ってみた オスメスつがいで飼っていたわりに卵を産むこともなかったので、また次の夏にもカブトムシが居たらいいなぁと思って買った
幼虫を育てるのは小学生の頃にもやったことがなく人生初だったので、ネットで調べたりしながら育てた
それからまた数ヶ月後、またホームセンターで安いカブトムシの幼虫を見つけたので1匹だけだと寂しいなと思いもう1匹お迎えすることにした
そのカブトムシは上手く育ってくれて無事に2匹とも成虫になった しかも偶然にも2匹がオスメス1匹ずつだった
そのカブトムシは元気に育って暑い夏に癒しの存在となった 毎日毎日カブトムシ可愛いと餌皿を洗いゼリーをあげた
そんな可愛いカブトムシも夏が終わり残暑厳しい9月の終わり頃に亡くなってしまった
犬や猫等みたいに長生きせずワンシーズンで亡くなってしまうところは悲しいところだが…
またカブトムシのいない生活になるのか…と寂しく思っていた時、カブオハウス(虫かご)に小さい丸いものを見つけた
これはもしや卵?!と大興奮しながらネットで調べ、多分卵で間違いないと確認し元気に育ってくれと昆虫マットに軽く埋めた
それから数週間後、昆虫マットに小さいものが数匹いることに気付いた なんと小さい幼虫が数匹いた
これにも大興奮で小さい幼虫を可愛い可愛いと眺めた
昆虫マットの保湿のため百均で保湿用の栄養水というのを買ってカブオハウスに入れた
数日後、昆虫マットが保湿どころか水浸しになってることに気付いた
小さい幼虫は水浸しの昆虫マットで亡くなっていた
良かれと思ってやったことが完全に逆効果で泣いた もう二度と保湿水など買うかとも思った
せっかく産まれて育った子たちを全滅させてしまったと後悔した
しかしその中に1匹だけ生き残った子がいた
〈長いので続く〉