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はぶ草茶の終わりとはじまり

 よつ葉会さんから引き継いではぶ草茶の生産と、販売を始めて、そろそろ1年が経とうとしています。

 夏の間に刈り取って、裁断、揉捻という工程を経て乾燥させたお茶は、保管しておいて、その都度焙煎して、煎りたてを袋詰めしています。
先日、昨年収穫した最後のはぶ草茶の焙煎をしました。

焙煎を終えたはぶ草茶

 はぶ草茶を販売してすぐ、地域の方から「いつもより焦げっぽい」と感想をいただいた時には、どうしようかと思いました。
変わらず喜んでくださる地域の方や、美味しいという感想をくださる今まではぶ草茶を知らなかった方の存在に励まされて、1年があっという間に過ぎました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 4月に入ってから、はぶ草を育てる準備をはじめました。
まずは、イノシシや鹿からはぶ草を守る柵をつくるところからです。
無粋な鉄の柵ですが、これがなくてはどんな作物も育てることができないというのが、中国山地の山の畑の現実です。
柵ができたら、苦土石灰をまきました。
それから、トラクターを使っての耕耘。
堆肥のすき込み。
堆肥は牛糞です。

 去年のはぶ草茶は、よつ葉会さんの手取り足取りの指導のもと育てましたが、今年からは自分たちで判断して、やっていきます。
ちゃんと育てることができるのか、ちゃんと美味しいはぶ草茶ができるか、ドキドキしてます。

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