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ドリップバッグの新茶はいかが?

貞野製茶園では、新茶の販売をはじめました。
広島県三次市は、お茶の産地としては寒いところにあるので、新茶が出るのもちょっと遅いのです。

新茶の魅力は、なんといってもその甘さです。
貞野のお母さんによれば「新茶は茶菓子がいらない」。
苦いお茶はちょっと苦手なTeto tetoメンバーの子どもたちですが、新茶は別。
大きな急須で淹れたお茶を奪い合いって飲んでいます。

お茶は急須で淹れるのが美味しいのは間違いないのですが、急須を持っていないという方も多くなっており、また、持っていても使っていないという方も増えているのが現状です。
そんな方々に、美味しい新茶を楽しんでもらえるよう、貞野製茶園では今年はじめてティーバッグの新茶を作成しました。

ティーバッグは2種類あります。
1つは、普通のティーバッグ。
中に入っているのは、粉茶と呼ばれる煎茶を製造する過程で落ちた粉のお茶です。
通常のお茶よりもかなり細かい形状で、少量で濃いお茶が淹れられます。

もう1つが、今日ご紹介するドリップバッグ。

新茶を美味しく淹れるポイントは、70度のお湯で淹れること。
これを守れば、びっくりするほど甘くて美味しいお茶がいただけます。
私は温度計を使って70度のお湯を用意しましたが、自分の感覚がアテにはならないことを思い知らされました。
とはいえ、温度計でいちいち計るのは面倒です。
そこで、編み出したのが、湯飲みを2つ用意する方法です。
まず、沸騰したお湯を1つ目の湯飲みに入れます。
そのまましばらくおいて、湯飲みを持つと熱いと感じるようになったら、二つ目の湯飲みに移します。
この湯飲みも熱くなったら、だいたい70度です。
上部を切って開けたドリップバッグを湯飲みに入れ、ドリップバッグを揺すって茶葉が湯に十分に浸るようにして、2分間蒸らします。
その間に、1つ目の湯飲みにお湯をいれておきます。
ドリップバッグを引き上げ、滴るお茶を軽く切って、一つ目の湯飲みにいれます。
既に茶葉が開いているので、1分ほどでドリップバッグを引き上げます。
2つ目の湯飲みに入ったものが、1煎目。
1つ目の湯飲みは2煎目です。
2つの味の違いに驚かされることと思います。

ドリップバッグの新茶は、『トレッタみよし』にて販売中です。
また、近日中にオンラインショップでも販売を開始する予定です。

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