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ビジネスにはもっと『お祝い』が必要だ!あたらしい法人ギフトサービス、SHUKUU(シュクー)をつくりました!

企業ノベルティのことを愛してやまない、株式会社tetoteミウラです!10月10日(てとての日)に、わたしたちの新サービス SHUKUU(シュクー)をリリースしました。

SNSでもたくさん反応いただけました嬉しい最高ありがとうございます!

ホッとしているのと同時に「これ発注してくれる企業の中の人本当にいるの?」「この想いわかってもらえるの?」って不安に襲われてます…

このnoteでは、サービスへの想いや狙いを書いています。サービスいいぞもっとやれ!社会にとっても良いことっぽい応援!…などなど、少しでも心が動いたらハートマークを連打してくださると嬉しいです(切実)

前提を疑うことから生まれたSHUKUU(シュクー)

私的な話なのですが、前提を疑うクセがあるんです。これが起業するきっかけになりました。

昔、東京ビッグサイトのビジネスイベントで、配られたばかりの企業のノベルティが出口でわっさわさ捨てられてるのを目の当たりにしたんです。「ノベルティってこのままではいかんのでは?」と企業ノベルティを軸にした事業で起業しました。

「捨てられない」「もらってちゃんと嬉しい」「ブランディングできる」ノベルティを開発し4年間、tetoteは成長してきました。(簡単に50文字くらいにしたけど大変でした起業もう一回はムリ…)

そのうち、クライアントさんから「ノベルティだけじゃなくてギフトボックスも作りたい!」というニーズが増えてきました。「もっとカスタマイズしたい!」「企業のブランディングやメッセージを伝えたい!」というのが企業側の共通の話。

そこで「あ、前提として企業が発注するギフトって、カスタマイズできないんだ!」ということがわかりました。

よく見るフォーマット

基本は、デパートなどで買ってきた既製品に「のし」を巻くだけ。カタログギフトなども同様です。企業の情報や世界観をパッケージや中に入れ込むカスタマイズ性は用意されていません。

運営する側からすると、その要望をギフトボックスにするのとっっっても非効率的で大変です。わたしたちは手間のかかるノベルティを作ってきたので手の込んだアイテムやギフトボックス作れます。なんなら発送までできます。そしたら、企業の方にめちゃくちゃ喜んでもらえました。

フォーマルなギフトのガチガチな「フォーマット」を少しいじれたら企業サイドの人たちに喜んでもらえるのでは?その前提から考えて生まれたのが、SHUKUU(シュクー)のギフトボックスです。

季節のご挨拶、周年事業や、企業の新しいサービス、リブランディング、従業員の誕生日、オフラインイベントでのお土産、ロイヤルカスタマーへのギフト…このようなシーンで、シュクーは企業の伝えたいメッセージや世界観を込めた新しいギフト体験を届けられます。

企業のロゴさえあれば、アイテムからパッケージ、リーフレットまで全てに"企業らしさ"をデザインし世界観の統一された、その企業だけの『完全フルカスタマイズのギフト』を実現するサービスです。具体的には4つのプロセスがあります。

  1. 企業のロゴから最適なデザインの組み合わせをご提案

  2. 伝統的な和柄に企業カラーを反映できる「のし」と「ボックス」

  3. オリジナルデザインで企業ブランドを体現するアイテム

  4. 企業からの想いを伝えるカスタムメッセージカード

例えばギフトボックスなら「のし」「ボックス」のカスタマイズが可能です。縁起のいい日本の伝統文様のパターンや、シーズンでの訴求の基本デザインは御社のロゴがあれば連動して変わります

「他社と差別化したい、自社らしさを表現したい」という時にすぐクオリティの高いデザインが用意できるように準備しています。ロゴをいただければ最初の段階で組み合わせをご提示します。

シュクーに掲載されている基本のアイテムは、全てカスタマイズ可能です。ラベルやアイテムに直接印刷する箇所はロゴやカラーを活かしたデザインに。日本中の良いモノづくりをされているメーカーさんのアイテムを集めているのでクオリティも高い。これで自社の世界観を最大限に活かしたギフトボックスが制作可能となります。

案外、会社の伝えたい想いやサービス概要などを入れ込むことがしづらいのが旧来の法人ギフト。リーフレットにはメッセージを入れられます、また中に入るサイズであれば、自社を宣伝する資料も同梱できたりします。

…このようにシュクーは、企業ブランディングやマーケティングを込め、チームにデザイナーがいなくてもOK、大切な人へ本気で届けることができます。企業が発注したくなるギフトサービスを目指しています。

虚礼廃止って知ってますか?

…という大変気合の入ったサービスなわけなのですが、みなさん、古き良きお中元やお歳暮みたいなギフトって企業の方から最近もらいましたか?簡単にいうと、虚礼廃止!という流れで縮小傾向にあるみたいなんです。(エビデンス的なものは以下です)

矢野経済研究所さんの調査では、2023年の法人ギフト市場は、前年比104.8%の2兆4,900億円規模に成長したらしいのです。その内訳を見るとデジタルギフトやカタログギフトの成長が大きくて、従来の儀礼的なフォーマルギフトは縮小傾向だとのこと。
この変化にはコロナ以降の「虚礼廃止」という流れが関係しています。形式的で意味を持たない慣習や儀礼を見直そうぜ!というもの。新潟味のれん本舗さんの虚礼廃止に関する調査では「心がこもってないもの」「相手のことを考えてないもの」「形式的なもの」は、虚礼だという消費者のリアルな声が。

虚礼廃止の流れについて

…確かに取引先企業から「ありきたりなお中元お歳暮ギフト」をセールスの人が持ってきたり宅配で届く昔ながらのやつ。慣習で続いてるだけで、正直驚きがない…返事やお礼をしなきゃいけないし…贈る側、もらう側も面倒だったりする。

薄々みんな思ってたところにコロナきっかけで、「コロナだしオフィスに人いないし贈るのやめない?」とフォーマルなギフトが縮小傾向になったということ。なんとなくわかりますよね。。。

…じゃ、なんでそんな縮小するカテゴリで新サービスを作ったの?私もそう思います困ってます誰だってイケイケな市場がいい…でもそれでもやりたい想いがある!(なのでもう少しだけお付き合いください)

昔ながらの贈答文化のフォーマットを残すこと

前述の調査結果で面白い結果もあります。半分以上の人が「贈答文化は良いこと」だと思っているんです。「贈る機会」はいいことだよねと思われている。ただ、贈る内容があまりにも形式的で気持ちが入っていない。

…ならば虚礼じゃなくて本気の礼を。「心がこもっている」「相手のことを考えているもの」「形式的を超えるもの」があれば良いはずなんです。そのオルタナティブをつくりたい。

ビジネスシーンを振り返ってみると、お中元・お歳暮・年賀状・表彰など、感謝やお祝いを伝える機会って意外と少ないんです。「虚礼」だと企業側が感じる「古き良きギフト」しか選択肢がなければ、デジタルに移行していくでしょう。それが効率的で企業には理にかなっていると思います。

でもでも。たとえ話ですが、カタログギフトやデジタルギフトばかりをプレゼントに送ってくる恋人がいたとします。めっちゃ効率よく自分の欲しいアイテムが手に入ります。それが続いた時「私のこと本気で考えてくれてるのかな?」って思っちゃいませんか?

効率が9割で構いません。でも、たまには贈る相手のことを考え、手間をかけて、心のこもったものを贈る。この本来あるべき「古き良き贈答文化」を残しながらリデザインしたい。シュクーは、そんな思いを形にしたサービスなんです。

だからこそ、日本の伝統柄を活かすデザインモチーフに。

従来の贈答文化」の延長線上にサービスを位置付けたい想いから、縁起の良い日本の伝統的な柄を採用しました。柄も企業カラーを反映できます。(今までのフォーマットをリデザインしてみました)

「ビジネスにもっとお祝いを」というコンセプトは、効率が尊ばれるビジネスの世界に、お祝いしたり感謝の想いを込めた、古き良きエモーショナルな機会を残したい。そんな想いが宿っています。

さいごに

たくさん書いてきましたが、単純に、お祝いしたり感謝を伝える。相手の成功を心からお祝いする。そういう気持ちのやりとりができる社会の方が、ずっと温かくて素敵じゃないですか?昔からある贈りもの良いカタチを残しつつ、企業が継続しようと思う。そのバランスをとり再定義する取り組みだと考えています。

…ここまでお付き合いいただいたあなた。本当にありがとうございます感謝です!正直、このサービスの成功にtetoteの未来がかかってますので、あらためてお願いとなります。法人ギフトでこんなのもらえたらならいいな!と少しでも思った方はぜひ、いいねをお願いします…!! 企業の方でいいな!と思っていただけたら、ぜひぜひご連絡ください!

シュクーはまだまだ進化する予定です。ビジネスの世界に「お祝い」や「感謝」が増えることの一助となることを目指しながら、これからも、もっと良いサービスに育てていきたいと思ってます!