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はじまりのいろ

創世記の、せかいのはじまりのいろを一緒に描いてくれるお仲間がふえました。ご縁のひろがりがうれしいお正月です。
はじめてシュタイナー教育の水彩をはじめるにあたって、お母さんと一緒に、第一日を体験してもらいました。
最初に、トランスパレントスターを作って、手をうごかしながらお話ししました。
たくさんの色から母子の選ぶ色あいがとても対照的でした。
働きものの手をもつ素敵な女の子です。折り目も継ぎ目もうつくしい。

「わたしたちの手は、いろんなものをつくることができるけれど、つくれないものはあるかな?なんだろう。」
問いかけると、
「こころ。」

はっとするこたえでした。
子どもたちとのじかんのなかで、このようなことばに出会えるのは宝ものです。
わたしも、この女の子も、このことをこころのすみっこに抱き続けることになるのかもしれません。

同じ日に、オズの魔法使いの影絵劇を鑑賞しました。
脳みそがほしいかかしに、こころがほしいブリキの木こり、勇気がほしいライオンと、愛がいっぱいの女の子ドロシーの物語です。
愛と笑顔がなにをうみだしていくのか、ひとつのありかたを観ました。

今年も、せかいのはじまりを、時空を超えて感じられますように。

楽しみにしています。

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