都民ではないけれど、ひまそらあかねさんを推したくて

最近取り憑かれたように都知事選を追ってしまっている。
都民でもないのに。

「ひまそらあかね」さんという方が今回出馬しているのだけど、この方、追えば追うほど興味深くて。

元々YouTuberやってる一介の会社員なんだけど、東京都相手に裁判して勝ったりしている(報道されてないけど)

で、この方、顔出しがないため、選挙活動の一般的な、ポスター・街頭演説・選挙カーの3つをやっていない。なのにSNSやYouTubeの「口コミ」で、どんどんその存在が認知されている。

で、毎日トレンド入りするほど誰もが話題にしている存在なのに、報道では一切名前を出されない。

東京都相手に裁判起こすなど色んな闇を暴いてきたから、あらゆる方向に敵がいて、メディアが放送してはいけないと口止めされているのでは、という疑惑があるという。

まさに「名前を言ってはいけないあの人」である。

そんな彼を「岩下の新生姜」で有名な岩下食品の社長が「応援している」とポストしたところ「あんな危ないやつを応援するなんて」とアンチが大量発生、大炎上。不買運動が巻き起こる。

岩下社長、全然それでも負けずに「彼を応援することで商品買われなくなるとかふざけんな」とロックに応戦しつづけている(かっこよすぎる。岩下の新生姜美味しいよね)

ちなみに私がひまそらあかね氏を知ったのは、岩下社長経由である。
「なぜ彼の名前を出して応援するだけで、そんなに会社の製品までもが叩かれなければならないのか。彼が当選することにそんなに不都合なことがあるのか」みたいな趣旨のことをつぶやいているのが流れてきて「なんだなんだ?」と思って覗いたのがきっかけ。

他にも、応援してると投稿した会社に殺害予告が届くなど、彼をどうしても当選させたくない、話題にさせたくない人々の工作報告が続々と出てくる。
それでもなお、彼を応援する人は日々増える。

斬られても斬られても「彼のためになら戦う」と立ち上がる戦士が押し寄せてるみたい。すごい。めっちゃ燃える。萌える。

元々オタクとのことで、創作物を守りたいという信念も強いため著名な漫画家の方々も何人か応援の声を上げている。

投票しなくてもいいから5人に自分の名前を伝えて下さい。
その5人にも5人に伝えるよう言って下さい。皆さんの口コミが全てです。

どっかでこんなような発言見かけたんだけど、ペイ・フォワードかよと思った

私も少しでいいから力になりたい!と思った。

フォロワー数が多いとリスクも上がる。
巻き込まれるかな、という思いが一瞬よぎった。
この人はSNSが主戦場。自分はそこそこフォロワー数もある。
何人かは動かせるかもしれない。
「怖い」より先に「面白い」が勝った。
少しでも力になれることがあれば…と#ひまそらあかね で投稿した。

投稿して30分程度経った頃だったろうか。
何人ぐらいの目に届いたかなと確認しようとしたとき、何故か自分のその投稿が「この投稿は表示できません」というエラー表示になっていた。
私が投稿した当時は12万以上の投稿があってトレンドトップにいたのに、トレンド一覧から「ひまそらあかね」は姿を消していた。

これは…なんか工作されてるのか?と思ったらゾクゾクした。
「こいつを当選させちゃいけない」という力が発生しているのか。

ひまそらあかねという単語がついた投稿が多分一時的に制限されているのだ。
その「止めたい力」を振り切ってこの人が当選したら一体どうなるんだろう。何でそんなに止めたい人がいるんだろう。
興味が止まらなくなった。

数時間後、私の投稿はまた表示されるようになっていた。
トレンドにもまた彼の名前が戻ってきた。

しかしトレンド脇に載っている投稿数の変動は極端なほど増えたり減ったりしていて、増える度に制限かけられて減らされる、いたちごっこのような減少が起こっているのではないかと思った。
どんだけこの名前をトレンドに載せたくない力が働いているのか。

彼は党派も、他の政治家との繋がりも一切ない。
今回出馬した理由も「入れたい人間がいないけど、ろくな奴がいないと文句言うだけのやつになりたくなかった。文句を言うなら自分がやればいいと思った」みたいなことを言っている。
発言が全体的に攻撃的なのだが、筋が通りまくっている。


そしてそうやって言って出馬するだけならまだしも、実際に東京都に裁判で勝っているなどのバカでかい実績がある。
元々彼のファンだった人の信頼度はすごい。

裁判のときも『億単位のカンパ』が集まったそうだ。
億って。

「この人なら、言ったことは絶対やってくれる」

私が選挙に行って、新しいことをやってくれそうな若手に投票しても、昔からずっと居座る重鎮は席を譲らなかった。何年も何年も、トップが変わらない。変わるとしても前のトップの息がかかっている人。前のトップと政党が同じ人。
やることは大抵が昭和の価値観を令和に突っ込むような謎の政策ばかり。

どんなに人が入れ替わっても根本的な中身が全く変わっていない感じがした。

選挙で何かを期待して投票には行くけれど、毎回「どうせ誰を選んだって何も変わらないじゃないか」と思わざるを得なかった。
だからといって「じゃあ私が」なんてことは言えやしない。
影で文句だけ垂れる私は小者だ。

でも、この人が首都の知事になったら日本が変わる。
何だかわからないけれど、そんな気がした。
だから都民じゃないけど応援したいと思っている。

彼が挙げている公約はふたつ。

「公金チューチューをなくす」
「東京都をデジタルで楽しませる」

とにかく内部不正は許さん!
基本的に政策関係は現職が進めていたことをベースに進めるが、全て白日の下に堂々と晒し、金の流れを正しく変える。
政策のための予算が変なところで中抜きされているのを見つけたら徹底的に是正する。

税金集めて、本当にそれ政策に正しく使われてるの?何でそこに何億も使うの?みたいのって山程あったと思うんだけど、そういうのの流れを全て正すという。人の税金で美味しい思いをしているダニのような奴らを「公金チューチュー」と名付け、それをなくすという公約。

こんなこと公約に掲げる人いままでいなかったよね!?

大抵公約って「子育て支援」とか特定の層に絞っているものが多いように思う。この公約は誰か特定の存在に向けられたものじゃない。都民全てだ。

私は投稿や動画をいくつか見ただけのニワカではあるけど、この方、とにかく「嘘は許さん。言ったことは絶対にやる。有言実行」という点での筋がすごく通っている。嘘や有言不実行に対する反応がとにかく厳しい。

やると言ったならやれや!!!!という感じで、現職小池都知事が「海苔弁を止めます(公文書の黒塗り)」という公約を掲げて今現職についていることを挙げ、今の公文書は、黒塗りではなく白抜きになっていることを指摘。
そして公約からこっそりと「海苔弁をやめます」というものを削除。

こんな卑怯なやつに次の都政を任せられるか、と、そういうわけである。
そして自身が都知事になったら、公文書の黒塗りも白塗りもしない。全て開示する。隠さなければいけないようなことはしない。そういうことだ。

これは、白日にさらされると不味い方々が恐らくたくさんいる。
だからこそ彼が当選するのを阻止しようとする人がたくさんいるのだろう。

だが、彼はひたすらに孤軍奮闘なのである。政治家って何かしらの後ろ盾を持って活動していたりするから、そういうの一切無しでここまでのこと出来るのがすごい。

やってることが「この人絶対撃たれるやろ」って思うレベル。
これは、むしろ後ろ盾がないからこそ出来るのだと思う。
なにかに属していたら絶対に出来ない。
とはいえ後ろ盾無しにこんなことやれる人もそうそういない。

選挙活動自体は顔出しが義務化されていないから、という理由で顔出しせずに選挙活動されているが、都知事に当選した際には顔を出すとのこと。

都知事に当選してほしいと思っているけど、その時は身の安全がとても心配である。

もうひとつの公約「デジタルで楽しませる」というのも、なんかこの人なら「大抵の自治体が作るよくわからない使いづらい謎アプリ」と比べて圧倒的に面白いものを作るんじゃないだろうかと思ってしまう。

クーポンアプリという時点で癒着を産む可能性が高いのでそこにもうひとつ公約。

「政治献金ゼロ」


絶対癒着しないし、裏金も受け取らないし、会合にも行かない。
都知事になったら好きなだけ張り付いて不正の瞬間を暴いてみたらいい。
だが自分は絶対にそれをする気はないと。

…存在を知ってからたった数日の私が思うのも何だけど、この人、本当にやると言ったものはやるし、やらないと言ったものはやらない気がした。

対談動画とかいくつか見たけれど、実際に話している物腰だとか口調は、失礼だけどあまり感じが良いとは言えない。

須田さん頑張ってる

石丸氏の嘘を暴く対談(まさかの方向で)


思ったことを思ったままに発言しているという感じ。
でも上っ面でいいこと言うような、笑顔の仮面を被って「何枚舌があるんだよ?」みたいな人ほど私は信頼出来ない方なので、むしろ彼ぐらい思ったことを全く忖度しないで言う人は気持ちが良くて大好きだ。(でも、もし話せる機会があったら泣かされると思う)

ファンの方が教えてくれた彼の古いブログに「自分は診断は受けていないが多分アスペだと思う」「周りにも何度か言われた」とあった。
「自分は普通にしているつもりなのに、周りからはおかしいと叱られてきた」と。

(騎士団のインパクトが強すぎるがとてもいい文章です)

自分自身にも身に覚えがあった。
ずっと「お前は変だ」とか「もっと周りに合わせろ」とか言われて自分はおかしいのかと思っていた。
なのに、発信者になった途端に「内容が誠実で信頼できる」とか言われる機会が増えて、言っていることは変わっていないのに何でだろうとずっと不思議に感じていた。

アスペと言われてしまう人は大抵、言うことに裏表がない。
思ったことを思ったままに言うからだ。
私は思ったことを思ったままに言うことでいつも怒られてきたから、出来るだけ現実世界では相手の顔色を伺うようになっていった。

発信の場ではバカ正直に思ったことを発信しているけども、そのバカ正直な発信は「誠実」と言われる。
現実ではあんなにも否定されてきたのに!

ひまそらさんに対しても「口は悪いが誠実」「絶対いい人」みたいな反応が多い。
「人としては嫌だし関わりたいタイプの人じゃないけど都知事にはなってほしい」という謎の応援してる人がいるのも実に面白い。

生きづらさを抱えて生きて「お前はおかしい」と言われてきた人が、言いたいことを言いたいままに言って、それが支持されていく様子を見るのは私にとって希望でしかない。

これからは「言いたいことを言いたいように言う」人が「変だ」と言われない時代がくるかもしれない。
むしろ周りに気を使って自分の意見をコロコロ変える人のほうが生きづらい世界が来るかもしれない。そんな気さえしている。

東京都知事が彼になったら、ガッチリ固まって何かを覆い隠し、でも逆らえないどうしようもない巨大な力に一筋の亀裂が入れられるようなワクワクがある。
恐らくこのワクワク、かなりの人が感じている。

「ひまそらあかねを都知事に」
その言葉と共に、期日前投票の投票用紙に「ひまそらあかね」を記入して写真を撮る人々が次々と現れている。

今まで選挙行っても何も変わらないと思っていたけど、彼なら変えてくれる気がする、とネットに棲み着いた若者たちが次々と動いている。

「風の時代」なんて言うけれど、彼はまさに風の時代の政治家だ。
彼は誰かに迎合することなく、ひとり自由に、自分の正義を貫く。

何十年も日本のエライ方々は群れて固まって古い価値観をバトンリレーして来たと思う。
個人ではどうにもならないレベルで抱え込んだ秘密がどんどん膨れ上がって触れるに触れられなくなっているものが、きっと山ほどある。

それを「自分の正義に反するんで」とバッサリ切り裂いて欲しい。

しかし「白日のもとに晒されると存在が危うくなる」「メディアが特定の名前を呼べないようになっている」「名前を言うと立場が危うくなる」とかリアル鬼滅の刃すぎんか。

鬼滅の刃と違うのはラスボスの鬼が「名前を呼んではいけない」存在ではないこと。
鬼は、自分を討伐するその存在の名前を人々に呼ばせたくないから『鬼狩り』の名を表に出せない呪いをかけている。
だが、呪いを外した著名人が口々にその名を呼ぶ。

現代の鬼退治、東京都知事選。

私は都民ではないから、ただの一票すら持っていない。
だから私の文章を読んでくれる、都に住んでいるだれかひとりでもいいから、誰かが私の代わりに彼の名前を書いて投票してくれることを願う。

興味沸いたらnoteにも色々記事があるみたいなので検索してみてほしい。
私みたいなニワカが書いたものじゃないのがいっぱいある。

私も後から読も。

自分の税金が正しく政治に使われ、より良いものに変わっていくことを願って。
お持ちの方はその一票を、ひまそらあかね氏へお願いします。

彼は絶対都知事になる。

Voicyでも喋った。かなり消極的だけど…


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