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会社員を辞めてフリーランスワーママを目指すことになったときの話


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☆2021/11月文章編集

色んなものを削って働いて、いつの間にか育児が終わっている…
今の働く母親は、そういう人が多いと思います。
働くのも辛い、家に帰っても辛い。
働いたお金は全部、働くために子を預けるお金に消えていく。

私は一体何のために働いてるんだろうって思っていた数年間。

もしかしたら同じような母親っていっぱいいるんじゃないだろうか。

そんな当たり前が変わって欲しいと願って描いた漫画です。

この漫画の中では爽やかに仕事辞めた感じに描いてますが、当時は精神が相当ヤバイところまで落ちてしまってて…

子どものために笑顔作ろうとしても笑いながら泣いてるみたいになってて。そんなところで最終4Pでの言葉を聞いたんですよね。

何十年も経ってから、人生を振り返ったとき

「育児は楽しかった」って自分は思えるのか?って。

それを考えたら、多分、今のままだったら

「あの数年間は本当に辛かったな」っていう想いしか出てこないだろうと思いました。

そんな人生嫌だなとか考えたらひたすら泣けてきて…
「あー、これはもう無理だな」ってなって辞めました。

その後、フリーランスで頑張ってみよう!!に至るまではその後数年かかります。自分で稼ぐって発想は当時まるでなくて、どうにかスキマ時間で勤める方法をずっと探してた。
失業保険もらってる間ハロワに行って、職業訓練に行ってみたり。
その訓練で出会った人とのつながりで創業の話になって、創業する人が集まる会みたいのとかに行ったりしつつ少しずつ今の状態に近づいていきました。

求職活動の時期は子どもたちは保育園継続してたのですが、天気がいい日に思い切って子どもを休ませてピクニック行ったのは本当にやりました。

その時間がなんだかすごく「いいな」って思ったんです。
大人のズル休みみたいな。
会社勤めだったらこんなこと絶対出来なかったなって。

でもこうやって漫画で描いちゃうと、フリーランスはそんなお気楽なものじゃない!と思われてしまったりするだろうかとか、今まさに会社勤めで一生懸命頑張ってる人に対して辛い描写じゃないだろうかとか、なんか色々思うところはあります。
毎回、届いてほしいと思ってる人にだけ届いて、痛いところに刺さる人には届きませんようにと願いながら作品を上げています。

これは過去作で、当時上げたときは
「母親だけが必死で頑張ってるみたいな描写で不快」みたいなコメントが男性からついて。
父親の稼ぎがあるからこそ、母親の給料を全て保育料に回しても生活出来るんだろ?みたいな。

もちろんそうなんだけど、子どもとの時間を削って働いたお金が、子どもが行きたくないと泣く保育園のお金に消えるって本当に無駄過ぎて辛いんですよね。
じゃあ保育料高い間は働かなければいいじゃんってなるんだけど、ブランクが空いたら「働きたい」って思った時には働けなくなっている社会。

そういうがんじがらめな思いってやっぱり、母親特有じゃないかなと思いました。

(ちなみに漫画の中に夫は全然出てこないけど、父親がいない時間帯のことを描いてる部分が多いことや、夜泣き対応もたまに交代してくれてたけどページ数の関係で削ったりしてるだけです!念のため)

こういう内容ってなかなかうまく伝わらなくて、そういうことを言いたいんじゃない…っていう反応が多いので、私もまだまだ表現力が未熟だなと思います。

とにかく…

どんな生き方であれ、あとから「あの時間は本当に幸せだった」って思えるような人生をみんな生きられたらいいよね

ただ、それを描きたかった漫画です。

ちなみに開業届けは今年出して、晴れて本当のフリーランスになったんですけど…
開業届出してから半年ぐらい経つんですが、2つぐらいしか仕事というものを出来てません…

これは開業してるとは言えんだろ、届け出すのもう少し「仕事」として安定してからにしとけばよかった…と後悔しているところです。

うぅ、お仕事したい…。

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