グループカウンセリングを受けた話4️⃣
前の話はこちら
怒りたくても笑う。
泣きたくても笑う。
『笑っておけばいい。
だって、女は愛嬌って言うでしょ?』
小学校の高学年ぐらいの時期、自分でそう思ったことを覚えています。
それ以降、私は怒りたいときも、泣きたいときも笑うようになりました。
怒らなくなったことで、泣かなくなったことで、その場を凌ぐことは上手になりました。
でも、その代わり。
感情を上手に表現することが出来なくなっていました。
泣くことも上手に出来なかったのですが…
泣き上戸な夫が直してくれました。
でも怒ることは出来ないままでした。
そのことに対する自覚はありませんでした。
本気で怒ったつもりだったのに、顔が笑っていたと言われたときに本当に驚きました。あんな状況で笑っていたなんて、どうかしてると思いました。
でも、笑っていたらしいです。
今まで私はずっと、自分が怒っても泣いても、相手にどうしても気持ちが伝わらないと思っていたけど。
そのときも、ずっと、無意識に笑っていたんだろうなと思います。
代わりに、心の奥で泣いている存在に気づくこともなく…。
続きはこちら。
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