大学で学んだこと
先日、大学を卒業しました。(頑張ったね!自分!)社会人まであと少しなので、課外活動とかバイトとかとは別で、学業面に絞って今回は大学で学んだことを振り返りたいと思います。
とはいっても、卒論はないし、ゼミもゆるゆるしたところに所属していたので、これについて専門でした!と言えるものは何もないです。これでは、大学に行った意味ないじゃねぇか、と思われるかもしれませんが、こんな意識の低い学生だった私にも、心に残っている言葉や授業があるので残しておきます。
結果が思うようにいかなかったら、仮説が間違ってるんだ。
この文だけ見ると当たり前のようで、でも、初めて聞いたとき、わたしの心にストンと落ちたのです。
この言葉は、マクロ経済の教授が授業中におっしゃっていました。この言葉の文脈は、確かマクロ経済が最近学生に人気がないらしく(統計学の方が人気らしい。実際、マクロの授業受講者は20人もいなかった。)、その原因は、マクロ経済の理論が役に立たないと思われてるからだと。マクロ経済の理論は実際の経済現象を全然説明できてないんだけど、それでも、経済現象を説明するために何でこの理論が成り立たないのか、何回も仮説に戻って理論を修正していくみたいな話で。
なんか、この言葉を聞いたとき、結果だけ見て、物事を判断するんではなく、なぜその結果になってしまったのかをきちんと考えること、自分の仮定や前提を疑うことの重要性を改めて気づけたんです。
思い返せば、高校の先生の「努力の方向性を間違えるな。」って言葉や、LGBTの当事者の方の「彼氏/彼女はいるの?ではなく、恋人はいるの?と聞いてね」という言葉も、英語力をあげるには、とにかく英語を読む量を増やさなきゃとか異性愛に決まっているとかいったような、ここでは自分の思い込みに近いですが、自分が立てた仮定に常に立ち返れよということを伝えてくれてたんだなと。
自分の仮定が間違ってるだなんて認めるの難しいと思うけど、間違ってるって認めないと、一向に前へ進まないんですよね。認めて修正して、また、エラーが発生して、修正しての繰り返しなんだろうな。
あれ、本当に、マクロ経済の内容とは関係ないものになってしまった。というか、学業ですらない。
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