見出し画像

カメラという文房具で。

日記をつける習慣がなかった。
言葉で日々を記すことに馴染めなかったのかな。そんな自分にとってカメラが代わりの文房具になった。

何気ない風景や移り変わる季節、ふと目に留まったものたちをシャッターに収める。それが自分の「日記」になっていた。言葉を持たない写真たちが、時には何よりも雄弁にその日の気持ちや出来事を語ってくれる。

カメラ越しに見る世界はちょっと特別で、日常の中に小さな輝きを見つけることができる。そんな瞬間を切り取ることで、自分の中にあるものを形にしてきた。文字にはしないけれど、心に残るシーンを集めるのが自分なりの記録の仕方。

シャッターを切るたびに心が落ち着いていく。たとえ短い瞬間でも、その時その場にいる自分を感じられる。カメラという文房具で、今日もまた新しいページがめくろうと思う。




いいなと思ったら応援しよう!

ぐりもー|ハンドメイドを見てる人
サポートいただけたら、クリエイティブ活動への投資とさせていただきます!