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渡邉製本noteより「製本した本の紹介vol.01『純粋思考物体』」

渡邉製本株式会社のnote、「製本した本の紹介 vol.01」に『純粋思考物体』の製本工程をご紹介いただきました。

これまでホームページで不定期に更新していた「最近作った本紹介」という製本事例コーナーのnote編になります。

ホームページよりも読みもの度合いを上げて、写真も文章も多めにお話していきたいと思います。

渡邉製本株式会社noteより

クローズアップされた写真と文章により、製本の視点から『純粋思考物体』の細部を確認することができます。特に、オンライン上の書影では伝わりづらい、シルバーの天地帯に白いインクで刻まれた帯文と、その帯に重なるフィルムカバーの黒いインクの繊細な仕様も、ご覧いただくことができます。

『純粋思考物体』は、詩人、河村悟によって1989年に書き終えられた、芸術と生の根源に迫る113編のアフォリズム。アトリエ空中線の間奈美子さんにより、テクストを内包する“白く透明な鉱物のような物体”として書容設計され、渡邉製本株式会社の確かな製本技術によって、一冊の夢の書物として生み出されました。

渡邉製本株式会社のホームページでは、過去の制作事例も掲載されているそうです。
こちらも、ぜひ、ご覧ください。


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