おばぁの話:病院の友達
おばぁのこと
おばぁのこと
僕の家は二世帯住宅で、母親も働いており、
祖母(おばぁ)に育てられた記憶が多く残っています。
僕の祖母は大阪生まれ。
関西人なので、よく話す人で、
その代わりによく人の話を聞いては、その内容をよく忘れます。笑
昔は美容師をしており、自分の店も持っていたらしいです。
歌や手紙が大好きで、おばぁのおじいさんが習字の先生で
ラジオで歌を聞いて口ずさみながら、読めないほど達筆な手紙を書いていいました。
そんなおばぁとの生活で起こった出来事をなんとな〜くまとめて行きます、。
病院の友達
僕の祖母も一時期体調を崩して入退院を繰り返す時期がありました、。
お酒や食事が好きだったおばぁですが、それも禁止され、
病院食は「おいしくない」と言うので毎回病院の売店で炭酸の様なもの
などを買いに行かされたり、。。
早く帰って、自分の部屋に戻りたいと話しておりました、。
ただ、病院の部屋は数人の相部屋で、気さくな人柄のおばぁはすぐに仲良くなって次第に友達も増えていった様です。
随分仲良くなったらしく、確か部活か何かで(うろ覚えですが、。)怪我をした若い女の子とかとも親密になっていた様らしいです。
関西人の気さくさなのか、恐ろしい程のコミュニケーション力を発揮していました、。。
入院期間も終わり、退院も無事に完了。
ただし、病院仲間とは手紙をやりとりするほどの間柄まで発展。。
けど「まぁ無事に元気が戻ってよかったねぇ。」と話をしていたら、
おばぁの口から出てきたのは、、
「けど、そろそろ寂しいから、また入院しようかしらねぇ、、。」
とのこと。。
気が抜ける、、、。
自分がいろんな患者さんや看護婦さんの話を聞いているうちに、
院内で人気になってしまったらしく、みんなが寂しがってるのではとのこと、。(本当かどうかは微妙ですが、、)
とはいえ、病院で同室になった人と文通するまでに発展するとは、、。
最近だとなかなか考えられないですね、、。
コミュニケーションスキル、、すげぇ、。。。。。
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