ヤクザな世界

この人の言ってることは、わたしには、よく響きます。
誰なの?

知らないんだけど、
武田邦彦を聖人君子として祭り上げもしないし、偶像として引きずり倒すつもりもないといふスタンスは、わたしは、好きです。

それから、参政党がどうあれ、自分のやらうと思ふことをこれからもやっていく、といふ態度も、好き。

といふのも、日本が危機だからといふことからすべての行動が出て来たからだといふこと。
このことは、神谷宗幣氏と松田学氏とが二人で出した動画でも言ってましたが、さうなんだったら、
みんなで決めて、みんなで参加する党
なんて言はなければよかったですね。

この動画の方も、
このままでは日本が滅びてしまふといふ危機感を持った
そのために議員になる

議員になるために参政党が役に立った
けど、それ以上の意味もそれ以下の意味も無いから
ゴタゴタしてても、自分はブレない。

つまり、
参政党は手段それ以上の意味もそれ以下の意味も無いってことになります。

今までは、参政党が目的だった。
神谷宗幣氏に心酔した人
武田邦彦氏や吉野敏明氏の信徒、
赤尾由美氏のファン、
さういふ人たちが
参政党に忠誠を誓ひ、党員となり代議士となってきた。

でも、これからは違ふんだといふ宣言です。
わたしは、これを支持します。

自民党の議員の人で、やはり、日本をなんとかしたいといふ志を持ってゐる人には、忠誠を尽くすのは日本、自民党はそのための手段であり道具だと思ってゐる人もゐます。

政治に参加するには、結局のところ、代議士になるしかないのが現実です。

代議士になるには、数の力が必要なので、
その政治の現実に目を向けさせないやうにしながら
みんなで政治に参加しようとダマシて
人を集めて、参政党を作った。

それが真相だとわたしは思ってゐます。

このままでは日本が消えてなくなる
と神谷宗幣氏は言ひますが、それは神谷宗幣氏の「感想」です。

事実かどうかはエビデンスとかシュリンプとか揃へて、
そして、
みんなで話し合って決めなければなりません。

それが民主主義
さうしてから、やっと、政策を決め、執行部の役員を選出し、委員会を組織して、党としての活動を開始するのが、
民主的な政党
です。

そんなもん、現実には無いです。

自分たちひとりひとりが政治に参加するための党、参政党
って、あの口動家のYouTuberのKAZUYA氏が考へたもの。
これって、つまり、民主主義そのまんまやんか。

この意味での参政党なら、
先に述べたやうに、政党として活動するまでに、百年は、
みんなの話し合ひが続くはずです。


武田邦彦氏も
「ルールはみんなで決めるからルールだ」とか言ってた。
ほんとテキトーなことを言ふ名人やね、この人。

「みんな」って誰よ?
わたしも入ってるのよね?
わたしの知らないところで何かを決めてたら、
それは民主主義に反するからダメ
って言っていいのよね?

武田邦彦氏って自分の話を聞いてほしいだけの人。

ダラダラと弱者が喜びそうな話を並べてるけど、
結局、問題の中核はお金。収入。
最近の日本、お金に不自由してゐる。
 前はこんなぢゃなかった。
 また、お金いっぱいの日本にしようよ

ってことをあれこれのいい話に混ぜ込んでるから、
武田先生のお話は日本人の心を掴むのです。


日本が属国だといふことは言ふのに、
日本がいつどんな次第で属国となったのか、そのことは避ける、今のビジネス保守派の典型。

70年代から90年のジャパン・アズ・ナンバーワンの時代を
素晴らしい
あの頃の「日本を取り戻そう」
本気で思ってるのかもしれない。

動画のコメントに次のやうなものがあった。わたしの気持ちそのままなので、ここに貼っちゃふ。

武田氏が他人に悪口を言いふらすような子供じみた言動を繰り返すのは理解に苦しむ。私も武田氏の言葉を借りれば先生に騙された気分です。

こんな人を参政党にひっぱってきたのは、やはり
政治は力、
力は数
だからだと思ひます。

神谷宗幣氏には、やはり、政治の世界から足を洗って欲しい。
政治は任侠の世界だって、ご自分でも常々おっしゃってた。
つまりはヤクザの世界です。

政治なんて暴力抜きの暴力団抗争
仁義なき戦ひ。義理人情真実を捨てて、ひたすら利権。

ヤクザだなんて僕は言ってない、任侠です。
って今の神谷宗幣氏ならエクスキューズしさうだけど。

最近、ちょっと、人相がそれっぽくなってきたやうな気がしないでもない。
とにかくめちゃ疲れてる。
わたしは、悲しい。



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