世界平和のために
私は口腔環境に対しては常日頃からケアを怠らぬよう大いに意識を向けております。
朝晩の歯磨きはもちろん、食事の後はフロスなどで丁寧に掃除を行います。
それは、神経質といっても良いほどに丁寧に行なっておりますので、些か辟易としておりますが歯の健康のためを思えば仕方ありません。
さらに、私は嗜好的傾向に加えて、身体的理由から、菓子、清涼飲料水をはじめ砂糖を使用した全ての食品を口にする事はありません。
その上で、数ヶ月に一度は歯科を受診して、問題がないかをチェックしてもらっています。
このような理由から、私の場合、今現在の歯の健康に対して何ら問題が生じているわけではありません。
私は適切に口腔内の健全さを保てないことから訪れるであろうネガティブな状況を想像してしまい、将来に対しての不安や心配から神経質なほどに丁寧なケアをしてしまっているのです。
(私は強迫性障害であることを告白します。)
その結果、やり過ぎる事による逆効果という名の悪影響がもたらされているかもしれませんが、これには目を瞑るしかありません。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とは、昔の偉い人、孔子様のお言葉ですが、私にとっては、やりすぎて後悔することがあっても、及ばざるなどという事は自身の性質から許容されるものではありません。
歯の健康といっても、何も大切なのは歯だけではありません。
歯を支えている歯茎もとても大切なのです。
口腔内の清潔さが保たれていない、歯ブラシで強く磨き過ぎているなどの理由から歯茎が下がってしまいますと、いくら虫歯のない健康な歯を持っていても、歯がぐらつくなどの症状から満足に食事ができなくなります。
歯を失っても人工物で補うことが可能ですが、歯茎は自然に再生することはありませんので大切にケアをして守っていかなければなりません。
そういった理由から、むしろ歯よりも歯茎の方が重要であると言っても、言い過ぎではないのです。
加えて、言うまでもなく歯や歯茎の健全さは見た目の印象を大きく左右するものですので、私はこれからもいい歯と、歯茎のためにできることを行い続けるのです。
余談ですが、毎月25日は歯茎の日なのだそうで、歯と歯茎のケアはもちろん笑顔も意識して過ごせば、定めて世界は平和になることでしょう。