写真を言語化すること
言葉とは概念
わたしが以前、哲学について調べているときに、言葉とは概念である、という記事を見つけました。
言葉を放つということは、一定のものの考え方を所持している、ということを共有することなんだと、深く共感しました。
こんな風に考えなくても素晴らしい人生は送ることはできますが、何かを作り、世の中に発信していく人にとっては非常に重要な概念だと考えています。もちろん、noteユーザーもですね。
ライオンという言葉を発明した人の話
最近、2021年時代のコピーライトに関する文献を探しているときに遭遇した本、阿部 広太郎氏による「コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術」という本、
言葉についての自伝で、面白いと感じました。
その中で、私が常日頃考えている”言葉”、についての素晴らしい記事があったので紹介させていただきます。
世界で最も偉大な発明をした人って、ライオンという言葉を発明した人、の話です。
まさに、その通りだなと、考えていることを、このような素晴らしい思考で表現している文章に感動しました。
自分が挑戦していることで、何か対象物に対して考えるとき、アクションを起こし変化をするとき、言葉で表現された概念がなければ、向き合えないわけです。
これらを踏まえて、私が運営している手帳に、写真や動画、そして言葉を”記録する”ことについての考え方の事例をご紹介します。
点 = イメージ x 言葉
コレクション = 点 ∈ 言葉
ある出来事を簡潔な言葉(ハッシュタグ、関係性など)として記録した場合、意識的な言語化でありパターンとして記憶されます。
パターン化することで、対象物に対して話かけ、より深く捉え、考えることができるようになります。
ある出来事を写真・動画などのイメージとして記録した場合、脳はパターンではなく(客観視される)像として記憶され、新しい想像、発見の種となります。
自分にとって当り前のことでも、例えば、もらったギフトを写真に撮ってあえて記録することで、客観的にその事実を捉えることになり、感謝などの新しい視点を呼び起こしたりします。
このように、生活の中の出来事、活動の過程、プロセスをイメージで記録することは、自分の裸眼の視点では見えなかった新しい視点やゾーンを発見する機会が増えます。
イメージと言語化は既知の点を可視化し、点と点が繋がるひらめきを最大限にサポートします。
また点の数を可視化することで増加を促し、価値観の変化や重要度を認識することができます。
アイデアとは既知の組み合わせであり、縦横無尽な検索が無限のひらめきに役に立ちます。 それらは、人との関係、モノ、夢、恋、愛、衣食住、へのパワフルな道具となります。
追伸:気づいたことについて「考える」ためには、書いて考えることが大切です。 紙やデジタルツールを使って、文字、図、絵を書いて考えてください。
イメージに言葉をつけると、記憶の点になり、
点を繋げると、記憶のコレクションになり、
そこに何かのルールを発見する手掛かりになるはずです。
思いがけず、愛が見つかるかもしれません。
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