Tessa Rizzoli

イタリア人。日本文化が好き。 不思議に思うこともたまにある。その時に皆さんの意見もほしい。 書きたいことを書く。日本語はまだまだです。

Tessa Rizzoli

イタリア人。日本文化が好き。 不思議に思うこともたまにある。その時に皆さんの意見もほしい。 書きたいことを書く。日本語はまだまだです。

最近の記事

おじいちゃんのポモドーロ

亡くなったその日の朝も、ちゃんと冷蔵庫にズッキーニとトマトがあるか、引き出しに玉ねぎとパスタがあるかを娘たちに尋ねていた。90歳まで元気に生きた私のおじいちゃんは、かつてイタリアのシチリア島の漁師だった。ジュゼッペという名前で、愛称はピノ。「ピノ」はイタリア語で「松」という意味でもある。母が中学生だった時、新しい仕事のために一家でイタリアの北の方へ引っ越して以来、七人の家族を集めて料理を作るというおじいちゃんの情熱は、最期まで消えなかった。 冬は寒い土地柄に合った、体も心も

    • 「初恋」 タイの可愛いお茶屋さん

      タイ・チャンマイ。 妹を訪ねに来た。妹はイギリスの大学で法律の勉強をしているが全てがオンラインでできるので地球のどこにいても構わない。 そこでロンドンでアルバイトをして十分にお金を貯めた時にタイに飛んできて、数ヶ月間ここで生活をしている。ただし今いる北部では大気汚染で息できないほどとんでもない状態。妹も私も後少ししかタイにいないので頑張ってマスクで過ごしている。東京より300回ほど空気が汚いということ。 こんなチャンマイだけど、素敵なカフェが沢山あって、なんと日本料理も多

      • タクシーの運転手にナンパされた

        マレーシアは歩行者にあまりやさしい街ではない。交通機関で行ける場所も沢山あるがいけないのもある。スーパーマーケットに行こうと思ってもグラブではないといけない。グラブはマレーシアと東南アジアでももっとも使われている運転してくれるサービスの一つである。「グラブ」を読んでも普通のタクシーが来る時もある。 今日はそんな時だった。結構待たされたがタクシーに乗ったら座り心地が良くて車も良い匂いしていたので文句を言わず過ごした。また、ラジオで流れている音楽なんて日本の大流行の歌の「死ぬのが

        • 皆さんもハートマークに中毒していませんか。

          一回ユーチューブの一人の視聴者が書いてくれたコメントにハートマークを 付けなかったことで怒っていた。「ハートマークをつけてください」 「私だけにハートマークを押してもらっていない」と書いていた。 なんて寂しい人かと思ってしまった。私はユーチューブの全てのコメントを読む時間もないけれどたまに読んで本気で気に入ったコメントだけにハートマークをつけることがある。 全てのコメントにハートマークをつけるユーチューバーも沢山いるし、きっとそういう仕事の役割もあるが、ハートマークをつけら

          丸坊主にしようと思った理由

          わたしは髪の毛を切っても長く伸びるので学校でいつも髪の毛が一番長い一子だった。小学校から高校までは、髪の毛が非常に長くて皆がずっと褒めてくれた。イタリアで髪の毛が長ければ長いほど髪の毛に対する褒め言葉が増えるのだ。「すごく長いね。どうやって伸びたの?」「綺麗ね」とはよく言われていた。 プールで飛び込みをやっていて髪の毛が結構邪魔だったので先生に「切ったらどう?」って言われた。その先生の言葉を大事にして一回だけ髪の毛を少し切ったけど、今度学校に行ったらある先生に「悪くはないね

          丸坊主にしようと思った理由

          申し訳ないことをした。

          【亮】この字は皆に覚えてほしい。私だってずっと忘れられない。その理由はコチラ。 マレーシア・クアラルンプールの電車の中で座っていて、5年ほど仲良くしてくれている日本人の友達にメッセージを送った。「涼介さん!」とメッセージを送ってから初めてなぜか疑問を覚えた。「この字で合ってるかな?」と思って、ラインの上に名前がちゃんと漢字で書かれているので確認したら衝撃を受けた。正しい字は「亮」だった。やばい!私はもしかしてずっと間違っている字で読んでしまったんだ!しかもちゃんとラインにある

          申し訳ないことをした。