#009 夢と希望を乗せて、飛び立て!
「さぬきこどもの国」は屋外でも室内でも遊べる、香川県随一の大型児童館。
感動的な星空と大迫力の宇宙が楽しめるスペースシアター、変わり種自転車が多数揃ったサイクルセンターをはじめ、さまざまな体験ができる施設である。
おそらくだけど、香川で生まれ育って、「さぬきこどもの国」に行ったことがない人はいないんじゃないかな。それほど、子連れの定番の遊び場。屋内でも屋外でも遊べるので、天候を選ばないところが、親としてはとてもありがたい。
「さぬきこどもの国」の個人的な推しポイントは、高松空港に隣接しているところ。
広々とした屋外ゾーンの真横には、ちょうど滑走路があり、飛行機が離着陸するのを間近で見ることができる。
これがなかなかの迫力で、飛行機が飛び立つときには、大人も子どももつい興奮してしまうのだ。
「うわぁー!飛行機だーーー!」
と、どこからともなく幼い声が聞こえてきて、なんだか微笑ましい気持ちになる。その場にいる人みんなで、旅ゆく飛行機を見送っているような感覚。
感傷的な私とは裏腹に、飛行機が見えなくなった瞬間、もう次の遊びに夢中になっている子どもたち。
そうだよね。
この子たちの目の前には、滑走路よりも長い長い未来が待っている。まだまだ後ろを振り返る必要はない。
雲ひとつない空を見上げながら、先程の飛行機のように、高く高く羽ばたいてほしいなーと願う母心なのであった。
▼香川歴4年の「私」が見た、さまざまな風景をお届けしています。毎週末更新予定。現在、不定期更新中。
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