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おもてなし力は知識でカバーできる #day9

旦那と2人でランチに行ったときのこと。

わたしが注文したのは、日替わりのポークカツ定食。
「一口食べる?」
「うん」
カツの真ん中あたりを一切れ取って、旦那のお皿に乗せてあげました。


ポークカツ、おいしかった!


そういえば……。
私はいつから、カツの真ん中をあげるようになったんだろう?

以前、SNSで、

「『一口あげる』といって、端っこをくれる人の気が知れない」

という書き込みを見かけたことがあります。気が知れないとまでは思わないけど、わたしなら真ん中をあげる。

でも、それはわたしが優しいからではなく(むしろ優しくないし)、「真ん中のいちばんおいしい&大きい部分をあげたほうが、相手に喜んでもらえる」という知識をいつのまにか持っていただけのことで。

端っこをあげてしまった人に、悪気があったのではない。単に、そうしたほうが喜ばれるということを、知らなかっただけなんじゃないかなーと思うのです。

※「そもそも『一口ちょうだい』がイヤ!」という論争はここでは置いといてください。


※写真はイメージです


以前、カフェで働いていたとき、ホスピタリティを大切にするように言われていました。

ホスピタリティ=おもてなしの心。

わたし、おもてなしの心って、「その人に本来備わっているもの」って思っていたんです。そして、自分にそれがあるかと聞かれたら、NO!

カフェの仕事は好きだけど、向いてないと思い込んでた。周りには気配りできる人がたくさんいて、できない自分に凹む日々でした。

でもね、一緒に働いている人たちを見ることで、学ぶことができたんです。

セルフサービスのお店だったけど、状況によっては席までお持ちしたほうが親切だな、とか。甘いドリンクが好きなお客様には、チョコソースのトッピングを提案してみようかな、とか。同僚が仕込みを始めるから、あれとこれを準備しておいてあげたら助かるだろうな、とか。

ぜーんぶ、他の人がしていることを見て、覚える。つまり、知識です。おもてなし力は知識でカバーすることができる。それに気づいたとき、目から鱗でした。

そうやって自分なりにがんばっている中で、「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた日にはもう……!このうえない喜びです。わたしが接客を好きな理由が、ここにすべてつまっています。

やっぱ、おもてなしの“心”なんですよね。相手を喜ばせたいという“心”があれば、あとはなんとかなるものなんだ。


※写真はイメージです


noteにしても、「読者の皆さんに喜んでもらいたい!」という気持ちはめちゃくちゃあります。気持ちはね。ただ、悲しいかな、技量がない。

接客と同じで、知識と経験を持って、レベルアップさせることができるかな?いや、できると信じて。コツコツがんばろ。

皆様、これからも温かく見守ってください。
ではでは、また明日!


#66日ライラン
#day9

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9日目、おつかれさま!
ライランも絶対レベルアップになってる!
と、信じて。

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