「子どもは預かりもの」だと思えば、腹も立たない!? #day15
歌手の工藤静香さんが、あるTV番組の中で子育てについて語っていた言葉です。
「子どもの命を預かっている」
というのがめちゃくちゃ印象的で、心の隅っこにずーっと引っかかっています。
静香さんのインスタ、見たことありますか?
ときどき、お料理の写真やレシピがアップされるんです。
白砂糖ではなく、てんさい糖・きび砂糖・オリゴ糖。小麦粉ではなく、米粉・ライ麦粉・全粒粉。油は主にオリーブオイル。材料にもこだわりを感じます。
自家製の天然酵母でパンを焼き、紅白に出場する年末でも何重ものおせち料理を作る。節分には手作りの巻き寿司を。夕方、スーパーに駆け込み、「巻き寿司売り切れてるやーん!!」と焦るわたしとは大違いです。
↑の投稿、ご本人も「地味なルックスで映えませんが」とコメントされてますが、料理の見た目がアンチの方々によく叩かれています。
でも、静香さんはあまり気にされていない様子で。「子どもは預かりもの」という信念のもと、栄養バランスや材料にこだわって、作っているからなんでしょうね。
もともと強い人だと思っていたけど、この話を聞いてめちゃくちゃ納得です。玄米しかり、全粒粉やてんさい糖しかり、体に良いとされているものは地味な色合いのものが多いから。
静香さんほど、徹底はできないけれど。
「子どもは預かりもの」=「自分とは違う生き物」であると意識するのは、子育てにおいて大切なのかもしれない。
魔の2歳児、鬼の3歳児なんて、大人には考えもつかない行動をするし、ちーっとも言うことを聞かない。成長したらしたで、自分の意志を持ち始めるから、これまたむずかしい。
母親も人間だから、いつも仏のような心で見守れないしね。イライラすることもしょっちゅう。どうしていいかわからなくて、落ち込むことも多々。
そのときに、「この子はわたしではない、一人の人間なんだ」と、自分に言い聞かせる。別の人間なのだから、考えが違って当たり前。言うことを聞かなくて当たり前。たとえ我が子でも、思い通りにしようなんて、とんでもなくおこがましい。
そうすると、不思議なもので、少し心が落ち着いてくる。相手を尊重しようという気になるのです。
わたしはこのやり方で、ほんのちょっと子育てがラクになりました。ほんのちょっとだけどね。
ではでは、また明日!
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