暇な空白さんから「認知プロファイリング」を受けたお話
ひゃっほう! ゆっくりしていってね!!!!
先日、note記事を書いたところ、暇な空白さんがお返事をくださったわ。
ツイートとnoteがあるんだけど、まずツイートの方からいきましょう。
ゲイ認定
彼は、私が半年以上前の2022年1月31日にしたツイートにこのように引用RTを送ってきたわ。
私の元ツイートは、説明なしに一見してジョークだと分かると思うけれど、どうやら「よっしゃこれを晒してやれ!」とでもなったご様子。ていうか2022年1月のツイートて。ツイート遡るのめっちゃ頑張ったわね。
この時は、「アンチフェミ界の姫は誰か?」というのが内輪的に話題になっていて、そこに私がフェミニストがよく使う理屈(ジェンダーバイアス、価値観のアップデート)でネタ参戦した形ね。
あとこれ、ネタでありつつもちょっと気遣いも入ってるのよ。まあ自分から言うのは完全に野暮なんだけど――「アンチフェミの姫」という呼称は実際の女性アカウントからは非常に嫌がられていて、そこに私がギャグで参加すれば雰囲気も和むかなあ、って一応考えたのよ。意外とね。
そして、仮にネタではなく本気で言っていたとしても、別に暴露されて困る不祥事でも何でもなく、個人の趣味嗜好の範囲でしょう。本気で「姫」と呼ばれたくて頑張っている男性がいるのなら、フツーに応援しちゃうわよ!
さらに、これに対し、私が「冗談通じなさすぎでは」と返したところ、
急にゲイと呼ばれて少し驚いたけれど、彼の話によると、どこかの掲示板にあったこのコメントが根拠だということだったわ。
ゲイ認定の根拠は、このどこの誰とも知らない人による「しかも超ガチムチ」の一言のみ。「ゲイ」または「同性愛者」とはどこにも書いてない。
これ、私のセクシュアリティがゲイだと推測して「ガチムチ」って言っている訳じゃないのよね。おそらく私がパワーリフティングをやっていて、ベンチプレスで120kg挙げられるから言われているだけよ。あと昔に上半身の画像を挙げたこともあるしね。
「ベンチプレス120kg」と言われても筋トレ界隈以外の人にはピンとこないと思うけど、日本の大学生を対象に1000人規模で行った調査によると、83.9kgが上がれば男性上位0.5%に入るそうよ。
学力偏差値でたとえると75以上は確定ってところね!(ベンチプレスが学力と同様の分布をしているか知らないけど……)。
そして、私はゲイではないんだけど、念のために言っておくと、こう答えるのは「ゲイ呼ばわりされるのは"不名誉"だから」と思っているからではないわ。これはちゃんと明確にしておかないとね。
ペドフィリア認定
さらにnote記事でも、私の「認知プロファイリング」をしてくださったわ。
※このnote記事をツイートでも紹介したところ、引用RTやリプライで「こんな雑な分析はない」という反応で埋め尽くされたわ。
根拠は、私が過去にツイートでLGBTPZNの権利を擁護し、その中でも順序や頻度においてペドフィリアの扱いを優先していからだそうよ。
ずいぶん薄弱な根拠ね……。
優先しているのは、フェミニスト等が「子どもを守るために」という大義名分のもと、ペドフィリアやその人達向けの創作物が迫害しがちだからってだけだけど。
暇な空白さんは、私のペドフィリア擁護について、「当時、というが手嶋海嶺氏は半年にわたって何度も繰り返しておりそれだけこの話題が続いてたとも思わん」と書いているけれど、どんなに控えめに言っても、有害図書指定や宮崎勤事件の頃から延々と「子どもを守るために、ロリ系の表現物は創作も含めて禁止するべき」という論はあるし、今もそうだから。
どっちかというと、半年って短いわよ。もっとツイートすべきだったわね。
そして、私がマンガの『アエカナル』(外見が幼いヒロインが主役の作品)を褒めていたことも、ペド認定の理由に加えられたわ。
彼の結論は次の通り。
言いたいことは色々あるけれど、まず特定の人々の権利擁護って、別に当事者でなくてもすることよね。
例えば、私はゲイでも女性でもないけれど、ゲイや女性の権利は守られてほしいし、権利が侵害されている状態があるなら改善されてほしいと思うわ。
そして、『アエカナル』による認定は……うん。ほとんど失笑するしかないんだけど、私、社会人になってから使いだしたKindle電子書籍だけでも3,903冊のマンガを持ってるのよね。(加えて、『アエカナル』はそう性的な作品でもない)
「私が好きなマンガ」から性癖を推測するなら、たいていを網羅できる自信があるわ。
ごく一部の例を挙げるなら、『弟の夫』(男性同性愛)や『羣青』(女性同性愛)、『羊竜飼いのケモノ事情』(ズーフィリア)に『カニバリズム!』(ネクロフィリア, R18のためURL割愛)などなど。
社会人前に紙媒体で買ったマンガを含めると、少なくとも5,000冊は簡単に超えるから、現在3巻まで出ている『アエカナル』が私について与えてくれる情報量って、3/5000 x 100 = 0.06%なのよね。
暇な空白さんは『アエカナル』を買って読んでみるそうで、それは作者さんの利益にもなる上、作品自体が傑作だから良いことだと思うけれど、私のプロファイリングは大して進まないと思うわ。
そして、そもそも、小児性愛の学術的な定義は、DSM-5によると次の通り。
私は、『アエカナル』で自慰行為はおろか登場キャラを用いた性的空想すらしていないし、もし専門のお医者さんに『アエカナル』以外も含めたすべてを正直に打ち明けても、おそらく「小児性愛」の診断は下りないんじゃないかしら?
厳密には専門のお医者さんしか分からないことだけれど、それはまあ暇な空白さんもお医者さんではなさそうだから一緒でしょう。
もっとも、お医者さんであっても、たかがツイート文からの憶測で「小児性愛者だ!」とは呼んでこないと思うけれど……。
そしてここでも言っておくわね。私がペドであることを否定するのは、「ペドは"不名誉"だから」と思っているからではないわ。
よしんばペドだとしても、性加害をせずに自慰で発散している(彼の言い方に倣えば「自制して封印し、オナニーで発散してる」)なら別に悪くはないでしょう。あるいは、何らかの「道徳的悪さ」があるとしても、せいぜい痴漢モノのAV(実際にやれば犯罪)で抜いている人と同じ程度じゃない?
実在児童への性加害を伴わないペドフィリア・小児性愛者・ロリコン(ショタコン)等が、フィクションやドールによってその幸福追求権を十分に享受できるように応援しているのだわ。これは今後もずっと変わらないわよ!
ゆ虐が好きだから?
さらに、暇な空白さんは次のようにも述べているわね。
こりゃ「ゆ虐」についてほぼ何も知らないわね!(既にこのジャンルに親しんでいる人は一瞬で「こいつ知らねえ」と分かったと思う)。
「ゆ虐」は「ゆっくり虐待」の略称で、皆さんゲーム実況動画などでおなじみの「ゆっくり」を虐待することがテーマのジャンル名――だと思われているけど、それは一面的な見方でしかないわ。
ジャンルとしてのゆ虐は、2008年~2009年頃に始まり、2022年現在もpixivやふたばの餡庫でファンによるイラスト・小説の新作が投稿されつづけているわ。
実際、pixivでは11,943作品のイラスト(マンガを含む)があり、ふたばの餡庫には12,351作品の小説が登録されているわ。そして、この数字は、明日にはまた増えているでしょう。
約13年にも及ぶ積み重ねによるこれだけの作品数があると、創作者の皆さんは自分なりに一工夫も二工夫も重ねるのは当然で、極めてバラエティ豊かな世界となっているわ。何なら「愛で」と呼ばれる一切虐待しない作品群も「ゆ虐」というジャンルには大量に含まれているのよ。
名称と矛盾してるじゃねえかと思われるでしょうけど、ほとんどの設定(世界観・ゆっくりの生態等)は「ゆ虐」ではぐくまれたから、その設定を流用したものにはすべて「ゆ虐」のタグがつくのよ。そういう界隈のお作法ね。
もちろん、シンプルな残虐描写を追求した作品も多いのだけれど、ゆ虐を知っている人からすれば、「ゆ虐が好きといっても、どのカテゴリーが好きなんだ?」ってのが第一の質問になるのよね。
なお、私は人間が登場しないか、登場しても最小限の介入しかしない「観察」系や、ゆっくりの生態設定を編み出す「考察」系が好きよ。
この好みは、私が高校生の頃に読んだハラルト・シュテュンプケの『鼻行類』に影響されているわ。
この本は「ハナアルキ」という、現実には存在しない架空の動物について、論文レベルの文章で生態や骨格・内臓の設定を作りまくったもので、そのあまりの出来栄えから、動物学者や博物館関係者から「ハナアルキの標本があれば譲ってもらえないか?」と問い合わせが来たという逸話があるくらいよ。とても面白い本だからおすすめで――
――って、話がそれたわね。
戻すと、「「from:TeshimaKairei ゆ虐」で検索するとゆ虐(ゆっくり虐待)でめちゃくちゃアツく語ってるからこれが性癖では?」って話だけど、まず前提として、私はゆ虐が好きではあるけれど、性的興奮を覚えたことはないわ。その点で既に狭義の「性癖」とは違うわね。
またあえて「性癖」とするなら、私の好きなマンガとしては少年誌系のバトルアクションが多いんだけど(ジャンプっ子よ!)、じゃあ「殴り合いや殺し合いが好きでヒーロー願望のある人」かというと、一応その可能性もあるけれど、ただちにそうとは言えないわよね。
認知プロファイリングとは
今回、暇な空白さんから私に向けられたセクシュアリティに関する数々の「疑惑」は、別に解消する必要すらないもので、そう思いたければ思っておけば良いというレベルよ。
ただ、暇な空白さんが言う「認知プロファイリング」が、結局は「精神分析風悪口」でしかないことは示しておいたわ。
例えば、Twitterで「フォロワーさん募集!」「フォローお願いします!」と言ったり、インスタグラムで頑張って綺麗にした自撮りを上げたていりすると、「それは"承認欲求"の塊だからだ」とか言って、なんか「精神」を分析して、それを悪口に接続させるのってよくあるじゃない?
「コンプレックス」とかも非常に便利に使われてるわよね。「自分の外見がコンプレックスだから、〇〇している」とか何とか。最悪、「東京大学は立派な大学よね!」と言うだけでも、「学歴コンプレックス」と認定されたりするわ。
これねー……めっちゃどうとでも言えるのよね。現代の学術的な診断基準を満たしているのでない限り、大昔からある詭弁の一種に過ぎないわ。
「そんなガバガバな基準で認定するなら何でもありだろ」という話よ。
さらに、Twitterで本件まわりで頂いた反応によると、他にも多数、暇な空白さんのガバガバ認知プロファイリングによる悪口を喰らった人がいるみたいでね。ちょっと可哀想なのだわ。
だから、今までの被害者と、これからの被害者のために私がはっきり言っておきましょう。
――気にする必要、一切無し!!!!
暇な空白さんに嫌なことを言われたら、このnoteのリンクを貼って励ましてあげてね。「プロファイリング」「分析」の名に全く値しない、願望的な憶測と妄想だから。平均的なフェミニストレベルね。
以上!
良かったら、noteのスキ&シェアをお願いね!
あと、これ新橋九段の時にも言ったけど、こんな無茶苦茶なツイートとnoteを「解読」してすごく疲れたから、私に焼肉を食べさせてほしいのだわ……。
どぼじでこんな目に遭うの……。
まあ、元気出していきましょう!
というわけで、以下はお礼メッセージだけが表示される有料エリアよ! 私の焼肉代の足しになるわ!
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