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2024年、人生で初めて経験した10のこと
明けましておめでとうございます。そしておさしみぶりです。
また一年ぶりに投稿しますよ。毎年恒例の今年初めて経験した10のことです。めっちゃ長いです。
これは『激レアさんを連れてきた。』で過去に放送されていたプロのバックギャモンプレイヤーである矢澤亜希子さんに感銘を受けて、2018年から毎年実施し書き留めていることです。
矢澤さんは大学時代「1年に10個、新しいことに挑戦する」と決めていたため、バックギャモンにチャレンジし、ハマり過ぎて世界チャンピオンになってしまうのです。
人は新しい経験をすることで新しい道が開け、人生が広くなっていくものだなぁとつくづく思うのです。
2024年は無事40歳となりまして、とうとう40代に突入し、人生折り返し、だいぶ人生を楽しんでるなぁというところまで来ました。
40代は今まで支えてもらっていた立場が一転、周りの人を支えていくんだろうなぁ…とぼんやり考えてきたのですが、それが公私ともに4月からずっと怒涛の如く周りをサポートしなければならないことが押し寄せ、自分をサポートできるのは周りに献身しすぎてヘロヘロになった自分しかいない、といっためちゃくちゃしんどい一年でした。
何この試練!?ってくらい色んな事が押し寄せましたよ。それは周囲に憐みの目で見られるくらい次から次に。
管理職になって一気に管理の仕事が増えるのは序の口、離れて暮らす母が脳出血で倒れ退院・自活できるまでのサポートをしたり、母が同居していた中度知的障碍者の兄を急遽サポートを探し手続きをして引っ越し・独立させたり、実家の福岡と自宅の東京を行ったり来たりする生活の中、仕事で矢面に立たなければならない場面がてんこ盛り、他にも書けないかなりショックな出来事もあり、弁慶の如く降ってくる矢を受け止め続けました。
40になってすぐこんな試練がおとずれるとは…。でも今は頑張った甲斐があって周囲の整理ができて落ち着いてきました。そして自分は周りに頼るのが苦手でなんでも一人でやっていましたが、今回ばかりはかなりやばい、ということで周囲の人に助けを求めたり。お互い助け合うということは生活の中で大事なことですので、「自分が人に助けを求めることができるようになる」といった試練なのでしょう。この一年は40代を進めていく土台作りに必要なことだったんだ、と今となっては思っています。
長い前置きはさておき、そんな中で初めて経験した10のことを記していきます。
1. ヤムネーム・カオクローブを食べる(3月)
好きな漫画に「たいめし」がある。
タイが好きでタイに住んで漫画を描く作者たーれっくさんが描くタイ飯漫画。2巻にタイ人彼女の子猿ちゃんが屋台を営む話があり、そこで売っていたものがヤムネーム・カオクローブなのである。
ヤム(和える)・ネーム(ネームという豚ソーセージ)カオ(ご飯)・クローブ(揚げ)という名前にある通り、豚ソーセージと挙げた米を混ぜて野菜で包んで食べるというもので、ビールに合うだろうな~うまそすぎる。
この漫画を読んだのがコロナ真っ最中。ヤムネーム・カオクローブは日本のタイ料理屋で扱っているところを検索したが、ほとんどないのか引っかからなかった。タイで食べるしかないと考えたが、コロナ流行のためタイにずっと旅行に行けず。ずっと悶々としていたが、2024年は仕事でバンコクに行けるチャンスがあったので、Uberでヤムネーム・カオクローブを頼みホテルの部屋でコンビニで買ったビールと共にいただく。
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すごいうまい!ってわけでもないが、思ってた通りビールによく合う味。「たいめし」はヤムネーム・クローブ回以外にもおいしそうなタイ飯描写が多くてオヌヌメ!本の中で未知の食べ物と出会って食べに行くのはとっても豊かな体験だ。
2. 管理職になる(4月)
40歳目前に課長に就任しました。自分は出世欲はほんのりあるくらいで、自分のやりたいことをして、プライベートも楽みたいーぐらいのテンションで日々勤労していたのだが、前任の上司が役職定年となってしまった&氷河期世代がまったくいない&唯一いる先輩が管理職向きではないということでトコロテン方式で課長になってしまった。
なったからにはがんばるゾイ^^と思っていたが、就任当初は予想以上に管理に時間が割かれ、慣れない業務が山のように来るし、自分の仕事に集中できないし、思いがけないことも発生していっぱいいっぱいに。ようやくなんとかなるかも?って思えてきた夏に母が倒れ家族崩壊しないように実家と自宅を何度も行き来して必死に毎日動きまくっていた。
11月末ごろに家のごたごたもやっと落ち着いて本当に私が倒れるかと思っただよ。散々な管理職一年目で周りに迷惑かけたことが本当に申し訳ない…。
助けてくださった皆様、本当にありがとうございました。
と、しんどいことだらけでしたが、まだまだ幼稚な自分に気づくことができたし、管理職として自分自身が精神的に変わってきたということで、嵐のような日々が過ぎ去りつつある今、やっと振り返ることができた。
2年目もがんばるゾイ^^v
3. 歯間ブラシを使う(5月)
今までフロスは使っていたのだが、行きつけの歯医者で歯間ブラシの試供品をもらったことから歯間ブラシ初体験。
……めちゃくちゃ気持ちええ〜!!
なんか歯茎の届かないところをマッサージしている感じで、終わった後にかんじたことのないのホワホワ感を歯茎全体に感じた。
残念ながらめちゃくちゃ気持ちよいのは最初だけであったが、フロスだけでは落ち切れていない汚れもしっかり掻き出せて、虫歯予防と歯の健康維持にオヌヌメです。これは一生使っていきたい。
愛用している歯間ブラシ。100均の商品はガサガサして痛いし使いにくかったのでそれなりのメーカーのものを推奨する。
4. 神社で祈祷してもらう(7月)
冒頭で書いた通り、4月から怒涛の如く周囲に災難が続き身も心もボロボロだったため、7月の終わりに神奈川県寒川市にある寒川神社へ祈祷をしてもらいに行ってきた。ここは八方除けで超有名な神社である。八方除けはあらゆる方向から来る災いを避けるとされ、多くの参拝者が人生の転機や困難な時に祈りを捧げるらしい。
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祈祷というのは賽銭箱の前で祈る以上に自分の祈りと対峙する時間をしっかりと持てる。潜在意識に祈りを植え付け、自分の願望の方へ無意識に行動を移せるようなるんだろうな、と今回初めての祈願を体験して思った。神頼みではあるものの、自分自身への誓いを立てる、というのが祈祷だと思っている。深く祈れるので、本当に叶えことがある人は祈祷をしてみてはどうだろうか。
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効果についてはあったと思う。祈祷後も年末まで厳しいことがいっぱい起こったけども、いつかは災難も終わるとわかっているのでギリ耐えられた。年が明けて色々な問題が落ち着きはじめ、災難続きは終わったな、とはっきり感じることができた。半年近くかかったものの充分効果はあったと思っている。自分がんばったな~乙
5. 山梨県のサントリー白州蒸留所を見学する(10月)
「一番好きな酒は?」と聞かれれば迷わず「白州」と答えるくらいサントリーの名作ウィスキー白州が好きである。
15年くらい前にサントリーが「森香るハイボール」として白州のハイボールをおしゃレストランで出すようになり、初めて飲んだ時に口の中が『完全な初夏の森』になってしまってからのファンである。
しかし、近年のジャパニーズウィスキーブームのおかげで、一般の人が買うには難しいウィスキーになってしまった。また、森香るハイボールが飲めるお店もあまり見かけることがない。
Xで白州をたまに検索しては、数か月に1回あるコンビニやスーパーで入荷する日を把握し、発売日に近所のコンビニを駆けまわりGetする。またはAmazonでプレミア価格を泣く泣く買うなど涙ぐましい努力が求められる酒なのである。
手っ取り早く原価でボトルを買う方法として、山梨県北杜にあるサントリー白州工場のギフトショップで買う、という手段を知り一人旅ついでに訪れた次第。
https://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/
工場を訪れるには工場見学を必ず受けなければならず、ネットでの工場見学予約解禁日にはすぐに埋まってしまうほどの人気っぷり。白州蒸留所見学枠は取れなかったものの、たまたま開いていたアルプスの天然水見学枠をGetし、無事白州蒸留所に入場。
蒸留所敷地内は蒸留所や天然水工場だけでなく、豊かな自然や森香るハイボールを楽しめるレストラン(こちらも要予約)、テイスティングラウンジも楽しめるのだ。
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正直味はよくわからんかったが、大好きな白州の高いやつ(語彙がない)を飲めただけでも大満足である。
白州蒸留所を楽しんだ最後はギフトショップで白州グッズを買いあさる。白州ボトルはもちろん、薄い口当たりが最高の白州グラスやTシャツ、ピンズ等買ってほくほく顔で帰宅。白州ボトルが定価で買えるうえに、かなり充実した体験だったので、山梨旅行に行かれる方は是非に。
6. 爪層剥離する(10月)
私はジェルネイルを手に施してもらうことが好きで、3週間毎にサロンで手を美しく彩ってもらっている。今までジェルネイルでのトラブルはなかったのだが、ある日半透明のジェルネイルの下が白く空気が入っている部分があることに気付いた。
ジェルの浮きかな~なんて呑気に思っていたが、ネイルをオフしたら多くの指で爪が爪の生え際から1/3程剥がれている事に気がつく。
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ネイリストさんが「何か大きなストレスとか忙しくなったりしませんでしたか?」と。もう色々思い当たり過ぎて、ストレスってこうやって身体に出るんだなと泣きそうに。今までストレスの影響は脂肪か心にしか現れなかったので驚き。
しばらくネイルはお休み。爪層剥離の原因はカンジダなのか栄養不足なのか。はたまたジェルアレルギーかと思ったが、同じジェルをしている足の指は何ともない。調べに病院に行きたいところだが、11月、12月は忙しすぎて病院に行けないまま時が過ぎてしまった。放置でも少しづつ良くはなってきているものの、1月には必ず病院行こう。
7. スカルプDを使い始める(11月)
爪同様、ストレスで白髪も増え始め、毛も心なしか多めに抜けるようになり、薄くなった!?と老いを感じることが増えた。特に前髪の生え際が寂しい感じに…とうとうわかりやすい老いがやってきた!このハゲー!
たまたま田房永子先生の漫画「いつになったらキレイになるの?」で同じく薄毛を気にしている田房先生がスカルプDのことを語っていて、使い始めて1か月でボリュームがわかるくらいに増えたとのこと。
こりゃ買うしかないわい、とスカルプDの女性用・ボーテシャンプー・コンディショナーセットをアマゾンのブラックフライデーで6000円強とセールになっているところをゲット。高いねぇ…。
3か月強使ってみて、髪のボリュームが増えた実感はよくわからないですが、排水溝に詰まる抜け毛が大幅に減ったのでしばらく使ってみようと思います。
しかし自分が薄毛を気にするようになるとは・・・これが40代ですな。髪はダイレクトに年齢を感じるので、ケアはしっかり続けていこうと思う。
8. ルイヴィトンのモノグラム財布を買う(11月)
私は昭和最後の方の生まれでガングロギャル世代なのだが、自分が大学生の頃ルイ・ヴィトンのモノグラムがすごい流行った。鞄も財布もすべてがかわいい。私はかわいいな、欲しいなと思いつつも、大学生にとっては手の届かない値段で諦めていた。
あれから約20年、私はオープンしたばかりの新宿伊勢丹本館のルイ・ヴィトン店頭にいた。新宿伊勢丹店オープン限定のモノグラムxレオパード柄の財布を買いに。
30、40代女子のバイブル的な雑誌『BAILA』でたまたまタキマキ氏がこの財布を持ったグラビアを見かけ、雷に打たれるように一目惚れしてしまった。私が中高生の頃大好きだった豹柄と大学生の時に欲しかったけど手の届かなかったモノグラムがドッキングした財布なんて買うしかない、と思い開店前に伊勢丹に並んで一番乗りの客となり、慣れない高級店の接客にやや緊張しながら念願の一目惚れ財布手にいれたのだ。
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昔やりたかったけどできなかったことを大人になってからやるのは癒される。というか過去の寂しかった気持ちを埋められて自分を大切にする感が格段に上がって最高なのだ。
自分がやっとモノグラムを買える、欲しいものを買えるようになった財力を手に入れた達成感がじわじわと体を満たし、自己肯定感が溢れた。自分の昔の願いを思い出したなら、是非叶えてあげるといいです。大人はなんでもできるので。
9. ハーフデッドで90kg引く(12月)
2024年は忙しすぎ&気力が落ちており、趣味の筋トレも月に2,3回程度しかできず。もう通って5年ほどになるパーソナルジムがあり、先生とレッスンを行うときは自分ひとりの時ではやるのが難しいことをやったり、新しいトレをみっちり教えてもらったりする。
一人で難しいとレーニングの一つに『高重量に挑戦』がある。高重量は正しいフォームとでやらないと関節をいわすし、重量に耐えられずフォームが崩れた際は危険なのでサポートしてもらう必要がある。
2024年のほとんどを筋肉維持のための低重量でトレしていたが、久々にパーソナルを受けたときに、先生とハーフデッドで高重量にトライしてみることにした。
ハーフデッドですら怪我を恐れてMax50㎏のビビりであったが、先生がいるということで心強く、正しいフォームや呼吸のタイミングをしっかり教わった後に90kgに挑戦してみた。いきなり40㎏増やすのは怖かったが、何とか上がった!これまた達成感と嬉しさで体が満たされる。
大人になって挑戦する事が減ったので、こうやって限界に挑戦してみるのは大事だな、と思った。特にフィジカルな挑戦。デッドはまだまだ伸びそうな感じなので、2025年は重量の記録アップに挑戦しまくりたい。
10. 三国国境へ行く(12月)
これは「そうだ!北朝鮮に近づこう~三国国境編~」を近日中に別途描きます。念願の中朝露三国国境をアラフォー女子3人で旅してきた話。
め~~~~~~~~~~~~~~っちゃ良かったのでお楽しみに。
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以上!2025年も初めてのことしまくるぞい!