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旅をしながら働く:北海道・弟子屈の場合【2泊3日モデルコース(冬)編 Day1】

先日「#旅をしながら働く」をテーマに弟子屈での暮らし方の「基本情報」についてまとめさせていただきましたが、今回はモデルコース編と題して、おすすめの2泊3日コースで弟子屈の「旅して働く」スポットをご紹介していきます。正直、2泊3日では足りなさすぎます。実際に僕は旅しながら働くライフスタイルを送っているのですが、1週間でも足りませんでした。その中から厳選して、弟子屈のスポットをご紹介します。なお、今回は、これから訪れる冬の弟子屈をイメージして書いておきます。また夏と冬で全然景色が違いますから、どちらもぜひ楽しんでもらえると嬉しいです。

DAY1:女満別空港到着 8:30 

弟子屈に到着するには、上のnoteに書いてある通り女満別空港から入ることも、釧路空港から入ることもできるのですが、朝イチ入って1日目から存分に弟子屈スタイルを満期してもらいたく、頑張って早起きして朝イチ便で女満別に到着してみてください。車のレンタルが必要になるので、空港でレンタカーを。タイムズ、オリックス、トヨタ、ニッポンレンタカー、日産、と大手レンタカー会社が並んでいます。

メルヘンの丘に立ち寄り 9:15~9:30

四季折々のメルヘンの丘を。夕焼けも最高です

サクッといける近場の絶景スポット「メルヘンの丘」。畑の奥に、ぽつんとほぼ等間隔に、白樺らしき木々が並んでいて、この風景がメルヘンの物語に出てきそうとのことで名付けられています。道の駅もあったりして立ち寄ることが可能ですが朝はほぼやってないので、コーヒーなど欲しいなら、ぶっちゃけセブンのコーヒーの方が美味しいです(近くにセブンもあります)

美幌峠 10:30

冬の美幌峠は、厳しくも、美しい

メルヘンの丘から約50分ほど、ゆっくり安全運転で美幌峠へ。ここに向かう途中の景色も、きっとお楽しみいただけたかと思います。雄大な平野に真っ白な雪原、晴れていれば、日光が大地を金色に輝かせていたことでしょう。美幌峠を登る途中は並木道がズラーっと続いていたはずです。この景色も存分に楽しんでみてください。冬の美幌峠は、風が強く、温度も下がると相当厳しい環境です。湖から噴き上げてくる冷たくも痛い冬風を浴びて「あぁ、北海道に来たんだ」と実感してもらえるといいかも。美空ひばりの「美幌峠」の歌がぴったりの景色を眺めんがら、歌詞に思いを馳せるのも◎です。

表紙にもありますが、この美幌峠は2階が現在フリースペースになっていて、電源は(僕が確認したところ)ありませんが、峠を見ながら仕事をすることも可能です。食堂が11:00からオープンするので、お腹が空いていたり、運転に疲れていたりしたら、ここでゆっくりリモートワークをして、食堂の開店まで待つのもアリ。1階は充実したショッピングコーナー、小麦の奴隷という有名パン屋、珈琲店などもあるので、軽食をつまむことも可能です。

小麦の奴隷で、お昼のおやつパンを買い、ちょっとだけ作業をしてもいいですね

弟子屈市内でランチ「ぽっぽ亭」 11:00~ 12:00

地域に愛された駅前の食堂

なんとか弟子屈市内までたどり着いたら、気軽に通える地域のランチスポット「poppotei」は必ず押さえておきましょう。メニューも豊富で、地域の方も3日連続で来ちゃうみたいなことも。生姜焼きといった定番メニューをはじめ、特製ラーメンもおすすめです。

弟子屈市内でリモートワーク「THINK'A」 12:30~15:30

余白がたくさん。ゆっくりと美味しいコーヒーと共に過ごせる

ランチが終わったら、車で5分。カフェ・THINK'A(シンカ)に立ち寄ってみましょう。自然に触れ合う気満々で、自然の中の人の暮らしといえばロッジ!みたいなイメージ満々で訪れたら大間違い、東京でどんなに金積んだって作れないカフェ空間がここにはあります。

ベタ褒めのポイントはインスタにもあげてみたいので、よかったら読んでみてもらえると嬉しいですが、3時間、多分あっという間です。心して余白をお楽しみください。足りない!ってなってまた翌日も、次回も、来たくなること、間違いなしでしょう。

街の人と触れ合いたいな、なんて気持ちになったら弟子屈JIMBAへ行ってみるのもおすすめです。地域おこし協力隊の素晴らしい青年2名がオープンした場所で、仕事をしてると自然と地域の方々と仲良くなるチャンスもたくさんあります。気づいたら夜も一緒にご飯とか食べることになっていたり。地域のイベント情報なんかも入るので、移住なんか考えてる方は特にJIMBAのコミュニティに近づいてみることをお勧めします!

夕食前に一回整っておく「屈斜路湖サウナ倶楽部」 16:00~18:00

事前予約が必要ですのでお忘れなく

仕事そっちのけでサウナが気になる!方はMust Visit!なのが、屈斜路湖サウナ倶楽部。高さ180センチ越えの味噌樽がシンボルの貸切サウナは、まさにこの味噌樽がポイント。中の水の高さは170センチを超えるので、溺れないように。。垂直水風呂、しかも水は摩周湖の伏流水!目の前に広がる弟子屈の森で森林外気浴。サウナは温泉でロウリュウ。全てが「ここにしかない」サウナ。一度ご体験を。(冬はこの水風呂が、温泉に変わっている可能性があります)

サウナ後のサ飯は、弟子屈ラーメンで決まり 19:00~

やっぱりサウナの後はついラーメン…

やっぱりサウナの後は、少し塩分取りたくなる…ということで、弟子屈のご当地ラーメンをぜひ。塩、味噌、いろんな味を選べる楽しさもありますが、それより、チャーシューも基本3種類あって、数量限定のものもあるので、お試しあれ。写真のものも、通常のチャーシューに追加で別の種類を載せたもの。期間限定で海苔にプリントもされていて、ちょっと写真に撮りたくなっちゃいますね。

星空観察 21:00~

出典はこちら

冬の星空は綺麗…と言われますが、摩周湖あたりの星空は絶景です。周りに灯りがいっさいない中で、静かな漆黒の湖・摩周湖の上に光る星空はここでしか感じることのできない深みがあります。全国1位の透明度を誇る摩周湖は夜のなるとその黒さがどこまでも底に続いているような、吸い込まれる感覚になります。寒いので長く外にはいられないかもしれませんが、お見逃しなく。星空ガイドもいらっしゃるので、ぜひガイドさんとご一緒に回られてもいいかもしれません。(冬はやってないとは思いますが、気まぐれもあるかもしれませんので。笑)

なお、星空観察には「月の満ち欠け」を知っておくことがとても重要です。ご存じのとおり月の満ち欠けは4週間単位で変わっているわけですが、満月前後の2週間は、月夜と言って、星の輝きを隠してしまうほどに、月が明るく光ります。その時に星空観察をしてもなかなか星は見えません。訪れるタイミング、そして何日いられるかで夜空も毎日変わって行きます。毎日夜空を見上げてしまう生き方ができるのが、この弟子屈という街なんだと。

就寝 22:30 民宿美里

民宿美里に行けば、何か地域情報が集まるかも!

おすすめしたいお宿はいっぱいあります。屈斜路湖付近にもありますが、弟子屈市街地に泊まって見るのもあり。どこに行くにも便利です。民宿美里は、まちのみんなでつくる民宿として、オーナーが変わり、新しい取り組みを始めています。一緒に応援できる仲間も探しているので、一度泊りに行って見て。作業をするのも便利ですし、お値段もリーズナブルなので、サクッとお泊りいただくのはおすすめです。

1日目だけでも充実!

どんな場所でもは働けると、楽しい!

1日目の過ごし方はいかがでしたか?観光地をめぐるというよりも、弟子屈の暮らしをめぐる旅へ。ぜひ、ゆっくり過ごして見てください。2日目のモデルコースはこちら。

大瀬良 亮
旅のサブスクHafH 共同創業者