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メキシコに行ってきました🇲🇽🌮 〜Vol.1 眠気と変なテンションとスペイン語がせめぎ合う世界線〜

このブログを読んでくださっている方、こんにちは。京都の映像屋です。
noteをちゃんと更新していこう、と100年ぶりに思っております💀

いつも映像の話が多いですが、今回は方向性を少し変えて旅行の話をしたいと思います!

タイトル通り、去る5月に初・メキシコに行ってきました🇲🇽
ずっと前から興味があったマジカルな国メキシコ。
日本から見て、まさに地球の裏側に位置するメキシコ。
日本と同じく太陽を形容するメキシコ。
高度な文明を誇る時がありつつも、その後他国の支配を受け、歴史の荒波を乗り越えてきたメキシコ。
5月に行ったのに、今になってようやく書く気持ちにしてくれる おおらかなメキシコ。

5月末〜6月頭まで仕事が暇だったので、どこか海外旅行でも行こうと思っていた。最初はインドかメキシコか、で悩んでいたのだが、直前にメキシコの同業者の友達が出来て、案内してくれると言ってくれたので思い切ってお金も時間もかかるほうを選んだ。

結果、大満足の旅となりました。

今回から数回にかけてメキシコ旅行について綴っていきます。今後メキシコに行かれる予定のある方に何かしら情報がお伝えできれば嬉しいです!

5月のことを今書くのも鮮度が落ちすぎな感じがしますが汗、いってみましょう〜!


その前に、私は京都の映像屋です。


私はその名の通り京都市に拠点を置いている映像屋です。2018年ごろフリーランスとなり、2024年で丸6年経ちました。右も左も分からなかったですが、コツコツと努力し、時にメキシコの皆様でも笑えない失敗を重ね続けた結果、今ではイギリスBBCやYahoo!やNHKと言った名だたるクライアントの主にドキュメンタリーなどの映像コンテンツに携わるようになりました。
(↓是非ポートフォリオみてくださいね。ご連絡頂けると喜びます)

noteを始めた理由は、制作に悩む同業者の方や、新しく映像を始めたい方/始めたばっかりの方に知識を共有できれば、と考えています。

が!今回はメキシコ旅についての話をします。はじまりはじまり〜!

家からちょうど24時間 伊丹→羽田→成田→LA経由で入国

日本からは成田からANAとAero Mexíco(アエロメヒコ)がメキシコシティまで直通の便が出ていますが、5月当時、直通だと結構値段がしたので(片道で¥240,000くらい汗 庶民にはきつい!)、無難にアメリカ経由で行く事に。

帰りはAir Canadaでカナダのバンクーバー→関空というルートで帰ってきました。これで往復で¥250,000くらいだったと記憶しています。

そんな中僕が使ったのは、ZipAirという格安LCC航空。ちょっと調べると比較的新しく、近隣アジアの国はもちろん、アメリカまでも就航しているLCCとのこと!とりあえずこれでLAまで行って、そこで乗り換えてメキシコシティを目指します。

ただ、成田からでしか出てなかったので、家の近くからバスで伊丹、伊丹から羽田、そして羽田から成田を目指すという早くもドM発揮・イバラの道を歩むことに。

ZipAir乗りました。まずはLAまで

ZipAirはLCCということもあり、食事は事前に予約した場合のみ、そしてちょっと席は狭めで座席にスクリーンがついてない仕様のもの。LCCスタイル!

LAまでは約9時間。時間潰すのにとりあえず本読んだり、ひたすら寝たり。案外早く着きました。成田を15:00くらいに出発し、LA着は確か朝の8:00とかだったと思います。

ところがZipAirは乗り継ぎがあってもバゲッジスルーはしない、という感じだったので汗、3時間くらいの乗り継ぎ時間で入国審査→荷物を受け取り→搭乗受付→出国手続きをせねばなりません。大汗 西海岸の風と太陽など感じる猶予などありません。

朝イチに着いたこともあり、比較的スムーズにいきましたが、同様の方法でメキシコ行きを考えてる方はくれぐれもご注意を、、!

無事出国手続きを済ませ、LA空港内を観光することもなく、気持ち急ぎ目で搭乗ゲートに向かいます。

乗り遅れそうだったので、若干急ぎめに移動。LAからはエアロメヒコに乗ります

すると、もういかにもメキシコ人かと思われし皆様がいるじゃあないですか!会話やエアロメヒコの放送も含め、全てスペイン語。えらいところにきてしもた〜!まだメキシコに入国すらしてないのに!

眠気と変なテンションとスペイン語がせめぎ合う謎の世界線の中、エアロメヒコに搭乗。4時間ほど機内で揺られ、無事MEXに着陸!

入国審査もそこまで時間がかかることなく(多分40分くらいやったかな?)、スムーズに。対人では無く、自動入国ゲート(?)なるものもあったけど、僕はパスポートにスタンプ欲しかったので、対人のカウンターへ向かうことにしました。無事入国。

この時点で京都市の家からちょうど24時間。残されたヒットポイントは10くらい。一刻も早くタコスを頬張りたい。

空港からは断然Uberがおすすめ

空港からは僕は現地のメキシコ人友達が迎えに来てくれたので、車でダウンタウンやその子のお家に連れて行ってもらいました。

で、空港↔︎ダウンタウンの移動は地下鉄があるものの若干分かりづらい気がしたので、圧倒的にUberがおすすめです。Uberの画面上で、ターミナル1からは乗車入り口(空港の◯◯カウンター的なもの)が選べたと思うので、そこを設定して、その入り口で待てば良いです。他にもUberを待っている旅行者がいたので、分かりやすいかも!※別記事かどこかでみたのですが、MEXはUberの利用が禁止されている?って読んだ事があるので、厳密に言うと禁止されてるのかもしれません。本当かどうかは知りませんがご注意を!

ダウンタウンまで30分くらい乗って200〜300ペソ前後でした。(24年10月8日現在で¥1500〜¥2300くらいですかね)

ちなみにピンクと白のメキシコシティのタクシーはあんまり評判が良く無く、クレジットも使えないようなのであまりお勧めされませんでした。僕も一度も乗る事はありませんでした。

一個言われたことで、Uberも女性だけで乗るのはそこまで安全でないようで、現地民ですら女性を先に家に届けてから男が最後まで乗る、を徹底しているって言ってました。

こればかりは運次第な気もしますが、必ず女性一人で乗らせるようなことはしないでおきましょう。

僕は目的地への途中で謎に降ろされたり、降りてからもメーター回し続けている怪しいドライバーに何度か当たりましたが、特に大きなことは起こらず、ほとんどのドライバーの方が良い方ばっかりでした。

荒すぎる車の運転 高山ならではのしんどさと大気汚染😷

友達にピックアップしてもらってダウンタウンへ向かいます。この子は今年京都に旅行に来ていた時に某イベントで友達になったのでした。しかもなんと同業者でフリーランス。作っている映像は少し違いますが、お互いの境遇も似ていて仲良くなるまでに時間はかかりませんでした。

車内では日本での思い出話に花を咲かせつつも、メキシコシティの街並みを観察します。しかし、、、

…………なんか臭い…。ガスのような匂いで鼻につんとくる…。

そう、街並みに目を奪われる前に街中に立ち込める排気ガスの匂いがすごかったのです。汗 もともと鼻はめっちゃ良い私。昔、鼻が良すぎて酔うことが多かった。そんな鼻もあり、臭いの強さは普段の1.3倍増し(当社比)。

これにはメキシコシティは渋滞がひどく、それに伴う排気ガスが深刻という背景があるそう。

シティの人口は実に885万人。道路はいつも車で埋め尽くされている。高層ビルやホテル、そして4000メートルを超える山々に囲まれている盆地であるため、空気が逃げにくく、これが結果としてガスが溜まる結果となっているらしい。先に大満足だったと書いたメキシコ旅。唯一残念だったのは身動き取れんレベルの交通量と排ガス問題です。ここだけちょっぴり残念。

朝と夕方〜夜にかけて渋滞がすごいので、運転手は少しでも前に前にとゴリ押しで運転してきます。笑 歩行者とか無視! 街中はクラクションが鳴り響く。

そして高山にあるため、ちょっと階段登っただけでも結構しんどいです。汗 
時間と体力に余裕を持って行動しましょう。

そんな中、シティで生まれ育った友達は渋滞箇所や危ない箇所など、街を熟知しているので、颯爽と僕をダウンタウンまで連れいてってくれた。

至る所にあるTaquería🌮 現地の友達にとってもお世話になる🤝

はらぺこだった僕に気を遣ってくれて、友達は早速タコス屋(Taquería)へ連れてってくれた。

今回最初に食べたタコスはここ!

Orinocoはがっつり系のタコスらしい

き、きた〜!家からはるばる24時間、これが本場のタコスじゃ〜!!
6種類くらいあるサルサソースと、これだけで腹パンになりそうなジャガイモのぶつ切り数個。そしてお勧めしてもらったJugo Verde(緑のフルーツジュース)を頼みました。Jugo Verdeは材料は店によって違うみたいなんですが、ここは確か柑橘系っぽい感じで、苦味もなくすっきり飲めるものでした。

Jugo Verde 美味しいけどでかい!

100ペソちょい(当時¥1,000弱くらい)で腹パン。
満足したのも束の間、友達が別の同業の友達も呼んでくれて、三人で二件目のバーへ移動。

詳しくは次の記事で書きますが、このTaqueríaがあるRoma Norteは観光地で、多くのアメリカ人がいました。せっかくメキシコに来たのに!バーとかの価格もなんだか観光客を意識してか結構強気です。

どこかのバーへ移動したのちしっぽり飲んで、同業トークを楽しみその日は解散。メキシコシティの映像業界も結構競争が激しいみたい。

僕は友達が実家に一時的に住んでるってこともあり、なんと実家の一室に泊めていただけることに(!)。旅行のはずがプチホームステイ。大変恐縮です。

となるとお土産は必須ですが、メキシコは今年雨も少なく酷暑が続いていたそうなので、ご家族へも含めてちゃんとした扇子を買って持って行きました。因みに向こうでも扇子で仰いでいる人結構な確率で見かけたので、夏に行く場合はお土産で持って行くと喜ばれるかもしれません。向こうのお母さんも次の日からパタパタ使ってくれてたので良かったです。

お土産のみならず、しっかりご挨拶。子供の友達とは言え、怪しさ満点の東洋人、とにかく感謝を伝えます。まさに映画で見るようなメキシカンファミリー流のもてなしとハグ。もう少しスペイン語が話せたら、とここで後悔。

部屋まで案内してもらって、この日は即寝。笑
とにかく無事に着いて、温かい人たちに迎えてもらえてよかった。

明日は街を探索しよう。

朦朧とする意識の中、泥のように眠った。

次回へ続く。


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