学校をつくりたいんです

夢というのか、心に描いている未来を少し語ります

昨日無事にリヴオンの第7期の決算理事会&第8期の事業計画&予算補正を終えました。決算業務に関しては、安心して任せられる心強い、事務局のかおりさん、顧問の税理士や監事(会計士)の先生たちはいるけれど、やっぱり一年間、どう経営したのかが丸わかりになるので、9月に年度が終わってからの2ヶ月は緊張していました。

たかがお金のこと(もっと大事なことがある)、されどお金のこと(とはいえ、大事)で、私にはかなりプレッシャーの中で、赤になるのか、黒になるのかずっとはらはらしたり、予算を決めていったりしていて。修士課程で留学を決めたときもそうやったけれど、やっぱりそのせいで団体の活動が小さくなったりするのは絶対にいやで、私自身かなり両立をするのに無理もしてきました。働いている人たちに無理をしいているのではないかというのも気になるし、度胸があるように見えて、ものすごい小心者のビビリやったりもします。


一法人の経営(+現場)と博士課程なんてもう不可能の領域と思っていたけれど、団体として、個人として、どうしても目指したいところに行き着くのに「これは必要だ」と心から想い決断をしました。

リヴオンは「学校」をつくりたいんです。

臨床と教育と研究が一つになっている、そういう組織に育てていきたいと思っています。こういうとお硬いけれど、大切な人をなくした当事者も、行政の人も、学校の先生も、お坊さんや宗教者、葬儀屋さんも、お医者さんも、いのちと死に関わるみんなが学びにきては、往来できる場と時間。研究と教育が現場に還元されていくような力を持っている有機体としての組織(organisation)。

これは博士課程の最初のスーパービジョンのときにも、先生に「あなたは博士をとってどうしたい?夢はあるの?」と聞かれてこう答えました。そのやりとりの中で

先生から聞こえてきた

professional development

という言葉が心に残っていて。

まさに、専門家が現場に出たあとも、学びに来られる場。でも、当事者だから下とか、専門家だから上とかなくて、フラットに学びあえる時間もあれば、それぞれのピアの学びやケアもあるような教育機関。

学びのコミュニティがケアになる 

ということを実感してきたリヴオンだからこそ、つくれるような学校をつくりたいと思っています。

ほんまに、もうこれ以上は無理や、きっつい!

と思うようなことばかり起きるけれど、蠍座の星のもとに生まれるとどうやら、しいたけさん曰く 「金曜ロードショーの10:40分ぐらいからの女or男」らしいので、しょうがないでしょう笑 「エイリアンにボコボコにやられてるような展開があっても、その時間からすごい反撃に出る」そうです。「死からの再生」がテーマやから。明らかに、ままに、見て、あきらめます。


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