白取 春彦『頭がよくなる思考術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2005年)を読みました。

頭がよくなったらいいなあと思い入手したのが8年前。ついに読んでみました。ドイツ暮らしが長かったからでしょうかユニークなものの見方が書かれていました。

本書より…

わたしたちは安易に「考える」という言葉を使うが、その内容は一つではなく、状況や事情によってだいたい次の六つの傾向に分けることができる。

1 利己的選択の思考
・・・
2 経験の反省に基づいた思想
・・・
3 感情的混乱の妄想
・・・
4 知識の連絡による思考
・・・
5 本質把握のための思考
・・・
6 論理的思考
・・・

以上六つの考え方があるものの、状況によってその場でどれか一つのみで用いられるということはない。だいたい二つから三つが組み合わさってわたしたちの日常の思考となっているのがふつうである。

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