坂之上洋子『プレゼント 世界で1番大切な自分の見つけかた』(中経の文庫、2016年)を読みました。
外からの評価を離れて内なる自分に会えるような気がしました。
本書より…
どう生きるか
どう生きるかは
誰と仕事するか
誰と遊ぶか
誰を愛するかの
集大成だよ
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過去のとりあつかいかた
過去の海に自分からわざわざ入っていって
おぼれない
終わったことは
遠くから眺めて
綺麗だったなぁ、と
思うくらいがちょうどいい気がする
昔ちょっとおぼれかかって
塩水飲んで
辛かったっけ、って
甘くて息苦しい感じのままで
そういう中途半端な状態にしておく方が
素敵な気がしてる
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もしも
もしも
あと一年しか生きられないって
わかったら
誰とごはんを食べるのか
毎日
一生懸命
選ぶよね
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知っている
世界中の哲学や宗教の本を沢山読んだら
自分を苦しめる相手と戦う必要はなくて
ただ(ゆるせばいいんだ)と書いてあった
自分が(ゆるす)って決めるだけで
苦しみはふっと消えてなくなってしまうらしい
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目を開けておく
大事なことはいつも目の前にあるのに
あたりまえになりすぎて
時々全然みえなくなるの
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曖昧
大人になってわかった
曖昧にしておくのは
案外やさしくて美しいの
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結局
結局
自分を救えるのは
(自分をちゃんと好きになる)
と言うことを
自分でちゃんと決める(勇気)
なんじゃないかと思う