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仏様とつながりを持つ

密教の修行の前段階として、道場を強力な結界で守りました。
これらのことも印によって行うことができるのです。

次は閼伽のステップに入ります。
ここからは今まで行ってきた諸段階において、道場を形成することができましたが、ここから仏様を供養します。
そこから仏様と修行者が精神的なつながりを持ちます。
そのつながりがなければ修行自体が単なる個人レベルでの精神的な体操で終わってしまうからです。
ちなみに閼伽というのは水のことです。
仏様に水を捧げて供養するということですね。

その次は、仏様が座する蓮華座を出し、仏様に蓮華座を捧げることで供養します。

そこから普供養を行います。
実際に道場にある壇の上にある香や花や灯明などの供養物を仏様に捧げて印を結びます。
これによって、修行の前段階として行われてきた十八道の各ステップが完了します。

修行に至るために、準備だけでもかなりのステップがありました。
実際にやろうとする全てこれが修行のものになりますからとても大変ですね。
しかし、印を用いることによって簡易化した修行が可能になるわけです。
見えない世界についてやっていくということはとても大変なことですが、このようにステップを踏んでいくことによって着実に成長することができます。
長い道のりではありますが見えない世界に興味のある方は是非一緒に頑張りましょう。


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てる子先生の八咫烏魔法学校
これからも良い記事を書いていきます。