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宗教と霊符

インスタグラムなどで霊符をアップロードしていますが、いつも好評でありがたく思っております。

お札を使った呪術を符呪というわけですが、どうしてもお札やお守りと言うとお寺や神社でもらうものを想像します。

しかし、実を言うと符呪の本家は陰陽道なのです。

たしかに、仏教においても梵字や真言を入れてしばしばお札を作ります。
しかし、仏教系のお札の起源は、陀羅尼経に随求菩薩の真言を書いて持っていれば様々なご利益があるということは書かれています。
しかし、他の経典には、お札のことはあまり出てきません。

神道においては神璽と書かれた簡単なお守りが多いです。
明治以前の複雑なお札というのはほとんどが陰陽道のものですからね。

陰陽道は様々な宗派と融合していきますが、それによって他の宗教の影響も受けていきました。

符呪においても密教や修験道と融合したことにより、梵字を加えたものや神仏の名を記したもの、絵を加えたもの、九字や星型を加えたものなど、様々な霊符が増えていきました。
わたしも沢山アップロードしましたが、今では数えきれないほどの種類があります。

お札一つとっても、このような歴史的な背景により、奥深いものとなりました。
見えない世界の技術というのは様々なものがあり、一生ものの知識です。
皆さまの人生にもプラスに働くと思いますから、興味のある方は是非一緒に頑張りましょう。


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これからも良い記事を書いていきます。