見えない世界の研鑽を邪魔する存在
今までも見えない世界について学び、その力を磨いてきたかと思いますが、邪魔する障害があります。
まさに悪魔の誘惑と言えます。
過去の歴史を見ても悪魔の誘惑がありました。
たとえば、偉大な聖人たちにもそんな誘惑はありました。
仏教の創始者であるブッダは瞑想中にマーラから誘惑を受けました。
キリスト教の創始者であるイエスは荒れた野原での40日間の断食中にサタンから誘惑を受けました。
誘惑の中身はあらゆるこの世の権力や富を与えるということです。
何でも思い通りになると囁いてるわけです。
もちろん、瞑想をやめればなどの条件付きです。
人の潜在意識にはサタンやマーラのようないわゆる悪魔と呼ばれる存在がいます。
皆さまにもいるわけです。
瞑想中にあらゆるこの世の富を経験させてあげると誘惑を受けることは潜在意識の中では定番の試練です。
この試練についてはイエスやブッダのような偉大な成人だけではなくて誰にでも起こる可能性があります。
禅でもこうした幻のようなことが起こります。
それは魔境と言って無視するように言われていますね。
ここでエポケーが重要です。
あくまでも誘惑を幻を否定するのではありません。
否定したら存在そのものを認めるわけですから、潜在意識の研鑽はストップしていまいます。
単に誘惑の声が聞こえたというだけで、それで終わりです。
エポケーによって判断を保留することが大切です。
反応せずに単に眺めるだけなのです。
反応したければ天に上昇してからにしましょう。
皆さまも見えない世界の力について学んでいますが、様々な誘惑があるかもしれません。
そういったことに対する対処も学んでいかなければなりません。
見えない世界について体系的に学んでいきたいという方は是非一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。