【損したくない気持ちが原因？】後悔しない意思決定の極意
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失うリスクを感じると不利な選択をしてしまうことを知っていますか？
先日忘年会があり、後輩の24歳の女の子の恋愛事情に関して聞く機会がありました。
彼女によると、彼氏とは一度別れたけど、復縁して、今は遠距離。
そして、２か月に１回くらいしか会わないそう。
もはや会う必要性が分からなくなってきたと言っていました。
その人と結婚したいかというと微妙そうな感じです。
私が冗談含みに「もう別れちゃえば言いやん！」というと、
まんざらでもない様子。
でも、別れた後、本当に良い人に出会えないかもしれないという恐怖から、別れるのを躊躇しているのです。
失うことへの恐れが、選択に大きく影響している例になります。
たいていの場合、人間は失うことへの恐れを感じると、不利な選択をする恵子うがあります。
実は、この行動には科学的な説明があります。
人間の脳には「損失回避バイアス」という特徴があり、
同じ価値のものでも、得をすることよりも失うことに対して、より強く反応してしまう傾向があるのです。
例えば、こんな実験があります。1000円を賭けて、表が出たら2000円もらえる、裏が出たら何ももらえないコイン投げに参加するかどうか。多くの人は参加を躊躇します。しかし、期待値で考えると1000円（2000円×50%）なので、理論的には損でも得でもないはずです。
この傾向は投資の世界でもみられます。
例えば、100万円の含み損を抱えた株を、さらなる値下がりを恐れて売却できない人がいる一方で、100万円の含み益がある株は、この利益を「確定したい」という気持ちから早々に売却してしまう。
このように、私たちは「失う」ことに過敏に反応してしまうのです。
しかし、考えてみれば、チャレンジを避け続けることで失っているものも大きいはずです。冒頭の後輩の例でいえば、新しい人との出会いのチャンスを逃しているかもしれません、
大切なのは、失うことへの恐れと上手に付き合いながら、時にはリスクを取る勇気を持つこと。
失うことへの恐怖を感じているなと感じたら、一度冷静に物事を見てみて、判断するのが良いと思います。
進撃の巨人に出てくるリヴァイ兵長がこんなことを言っていました。
自分の力を信じても…
信頼に足る仲間の選択を信じても…
結果は誰にもわからなかった…
だから…まぁせいぜい…悔いが残らない方を自分で選べ
結局未来はだれにも分からないのです。
なので、我々にできるのはせいぜい今後悔しない選択をしていくことです。
完璧な選択など存在しないことを受け入れ、自分らしい選択を積み重ねていくことが、より豊かな人生への道を開いてくれるのかもしれませんね。
最後に
実は、この「選び方」の心理学は、恋愛だけでなく、人生の様々な場面で活用できます。
仕事の選択
投資の判断
重要な意思決定
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