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実はおいしい!トマトのヘタの周りの秘密

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トマトを切るとき、ヘタの周りの硬い部分、どうしていますか?

ほとんどの人は、何も考えずに捨ててしまうのではないでしょうか。

でも、実はそこにこそ、トマトの隠れた美味しさが詰まっているんです。


ヘタの周りの白っぽい部分。
硬くて食べにくいこの部分には、実は濃厚なうま味成分が凝縮されています。
トマトの甘みとうま味のもとになるアミノ酸が、この部分に集中しているんです。


なぜ、そんなところにうま味が?
それには理由があります。
トマトは実る過程で、茎から栄養を取り込みます。
その通り道となるのが、このヘタの周辺部分。
だから、おいしさのもとが自然と集まってくるんです。


このうま味の宝庫、実はプロの料理人たちの間では重要な食材として扱われています。
特に、トマトソースやスープを作るときの味の決め手として重宝されているんです。


活用方法は意外と簡単です。
トマトソースを作るとき、ヘタの周りの硬い部分を一緒に入れて煮込んでみてください。
途中で取り出せば、雑味は残らずうま味だけが溶け出します。
途中で取り出さないと、ヘタの食感はあまり良くないので、食べたときに口に残るのでお気を付けください。


スープ作りにも使えます。
ヘタの部分を軽く水洗いし、他の野菜と一緒にコトコト煮込みます。
するとトマトの風味が効いた、深みのある味わいに。
シンプルなコンソメスープも、一気にレストランの味に近づきます。


ミネストローネを作るときにも、この方法がおすすめです。
トマトの果肉と一緒にヘタ周りも入れて煮込めば、より本格的な味わいに。最後に取り除けば、見た目も美しく仕上がります。


保存方法も覚えておくと便利です。
トマトを切ったら、ヘタの周りの部分を小さめに切り分けます。
冷凍保存しておけば、いつでもスープやソースの味付けに使えます。


ただし、使う時は少し注意が必要です。
加熱時間は20分程度が目安。
煮込みすぎると、苦みが出てしまうことがあります。
様子を見ながら、適度なところで取り出すのがコツです。


イタリアでは、「トマトの命はヘタにあり」という言い伝えがあるそうです。昔から、おいしさの秘密を知っていたんですね。



今度トマト料理を作るとき、ヘタの周りの部分を取って使ってみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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