サウナ初心者が、初アウフグースを体験し、感動したはなしースカイスパYOKOHAMA編ー
先週サウナーからサウナの誘いが来た。もちろん行きたいと即返信。
サウナーとは、前職の後輩である↓
どこのサウナに行くか、LINEでやり取りし、今回は、スカイスパYOKOHAMAに行くことにした。スカイスパ横浜は、サウナシュラン2019で6位に選出されている横浜の名店らしい。
もちろん僕は、サウナシュランという存在を知らなかった。世の中には知らないことがたくさんあるものだ。
13時、横浜駅に集合。今回は、サウナーと、初サウナのA君とO君、僕の4名。皆、前職の後輩で、今でもこうやって遊んでくれるのは嬉しい。
僕以外は喫煙者なので、西口広場の喫煙所が集合場所となった。タバコは吸わないが、僕も喫煙所に入り適当にくっちゃべる。
今回は、アウフグースを体験するのがテーマと話していると、「アウフグースって何?ロウリュと違うの」とA君。
サウナ―が待ってました!と言わんばかりに、すらすらと回答する。
僕も、サウナに入るまで、ロウリュ、熱波は聞いたことがあったが、アウフグースという単語は知らなかった。
簡単に説明すると、サウナストーンにアロマ水などをかけ、水蒸気を発生させ、体感温度を上げるのが、ロウリュ(フィンランド語)
ロウリュをして発生して、水蒸気をタオル等であおぐのが、アウフグース(ドイツ語)
ロウリュからのアウフグースってわけだ。
また、サウナーが、「皆さん、サウナ入った後は、ビールを一気に飲みたいと思いますが、オロポが最高ですから。」
「待て待て、いまオロなんて?オロポン?」と突っ込む3人。
「え?ご存じない?オロナミンCとポカリを混ぜたオロポですよ」
サウナ―が、サウナ用語をあたかも普通に使い、僕らが突っ込むというのが、この後何回も出てくる。このやり取り、最高にくだらなくて面白い。
ちなみに、僕はオロポの説明を聞いて思い出した。オリラジ藤森がめちゃくちゃ美味そうに飲んでいたのだ。
そして、サウナ―は、「このTシャツ見て下さい。SupremeじゃなくSaunnerですから。」胸にある赤いボックスロゴを指差した。まさにこれを着ていた↓
喫煙所トークが終わり、コンビニに寄ってから、スカイスパ横浜に向かう。受付のある14階行きのエレベーターの場所が分からず、少し迷ったが、無事に到着。
サウナーは、インスタ用にと看板をスマホでパチリ。もちろん僕もnote用にとパチリ。「2人ともなんなんすか?」と驚くA君とO君。
隣に、たかの友梨のエステがあり、フロア自体がなんだかいい香りがしてきて、ワクワク感が増す。
受付前に、アルコール消毒と検温を受ける。受付で靴のカギを渡し、館内着とロッカーのカギをもらい、いざ入場!
僕のロッカーは750番。まるでゴルフ場のようにきれいで広いロッカーだった。
服を脱ぎながら、サウナーに胸を見せる。「どう、前回のサウナから毎日腕立てしてるのよ」
「おー塚田ですね」と誉めてくれた。
一瞬「はて?塚田?」と思ったが、A.B.C-Zの塚ちゃんのことだ。僕は塚ちゃんに似ていると言われていたのを、数年ぶりに思い出した。
各々服を脱いでいると、「じゃあ先に!」とサウナー。よく見ると、ポカリを持っている。「それ持ってくの?」と聞くと、「はい、では」と颯爽にサウナに向かった。
「持って行った方がいいのかな?こちとら初心者なんだから、斬新なことやられるとわかんなくなっちゃうよね」とA君と話す。結局ドリンクは持ち込まずに入場した。
風呂場に入る前に、体重計に乗る。61.3㎏。これがサウナ後にどれくらい減るか楽しみだ。
風呂場に入ると、数種類のお風呂と、サウナが2つ。休憩できるイスも15個位ある広い空間だった。前回行った池袋プラザよりも、若い人が多い。20代30代が半分以上の印象だ。
ちなみに、コンタクトをして入った。本当であれば、眼鏡の方が眼球からリラックスできるのだが、サウナでは、眼鏡を外さなきゃいけないし、時間とかも見にくいので、コンタクトを選択したのだ。
はじめに、洗い場で身体を洗う。僕は身体を洗うのがめちゃくちゃ早い。皆のペースに合わせる為、普段より念入に身体を洗ったが、余裕で一番乗りだった。
炭酸泉檜風呂で身体を温めてから、いざサウナへ。
サウナは、23人くらいが入れる広さで、温度は91度くらいだった。空いているスペースに腰を下ろす。すると数分で汗が出てきた。「すごい!こんなに早く汗が出るなんて!」と、数分でスカイスパYOKOHAMAに感動した。
10分程サウナに入り、しっかりと汗が出た後、18度の水風呂へ。水風呂は10人くらいが入れる大きさだ。こちらも空いているスペースに腰を下ろし、3分程身体を冷やす。
休憩用のイスは全て埋まっていたので、洗い場で休憩。時間は13時45分くらいだった。
14時からお待ちかねのアウフグースが始まる。13時55分位にスタッフの方がサウナのドアを開け、換気を始めた。入りに行こうとしたが、人数オーバーの為、入れなかった。
どうやら、14時を見越して入って待っていないと、アウフグースには有りつけないらしい。残念ながら4人ともアウフグースに有りつけなかった。
サウナーとO君は、スチームサウナへ。僕とA君は、休憩用のイスに座り、サウナの小窓から、中の様子を見ていた。
小窓から、グッと我慢して、熱風を受けている様子が見える。「おぉーすごい熱そうだね」と話していると、数名がサウナから出てきた。皆ものすごい汗で、気持ちよさそうに水風呂に入っていた。
数名出てきた後、数名が入ったので、途中退室、途中入場OKなんだと理解。次に2名が出た来た時、素早くA君とサウナに入った。
すごい熱気だ。しかし、アロマの香りがとても良い。サウナ内の光景だけ見ると、男達が大汗かきながら、熱さに耐える。という、むさ苦しさの最高峰みたいな状況なのだが、全く持ってそれを感じさせない。アロマ効果恐るべし。
そして、初のアウフグース体験。初めて受けた熱風はイメージよりも乾いていた。熱いのだが、乾いている為、重さみたいなのは感じない。「砂漠で風が吹くとこんな感じなのかな」と想像した。
途中退室する人は、汗だくでタオルを振ってくれているスタッフのお兄さんに御礼を言って退室していた。
途中、サウナストーン横の上段。恐らく一番熱いところが空いたので、すぐに移動。アウフグース前のサウナとは、熱さが段違いになっている。
話はもどり、集合の喫煙所でサウナーが、「熱風を受けるときは、一番熱を感じやすい脇を見せるんです。さらに、バレーのブロックみたいに手をあげて、熱風が少しでもとどまるような空間を作るんです」と言っていた。「そんな空間作っても意味ないでしょ!」と3人でツッコんだ。
残念ながら、サウナーの言うような、ブロックポーズをしている人はいなかった。
2周熱風を受けたところで、アウフグースは終了。皆がお兄さんに拍手をしていた。
拍手を聞いて、「これはエンターテインメントだな。まさにディズニーランドだ。お兄さんはジャングルクルーズの船長さんなんだ。」と思った。
すると、「お代わりしたい方は手をあげて下さい。途中から入った方もいると思うので、遠慮せずにどうぞ」
「おかわりというシステムがあるのか、昔サウナ大好き芸人で、博多華丸が言っていたような、、、」と思い出した。
結局、残った13人くらい全員が手を上げ、おかわり3回を体験して、初のアウフグース体験終了。時間にして、5分位だっただろうか。
水風呂で身体を冷やし、初のアウフグース体験を、サウナー、A君と話しながら休憩。興奮しながら、入れなかったサウナーに話す僕ら。
すると、全身にあまみが出てきた。「ほら、これがあまみだよ、気持ち悪いでしょ。」とA君に右腕に出てきた赤い斑点を見せる。
その後、もう1セットして、15時からのアウフグースには最初から入ることが出来た。14時50分にサウナに入りすぐに定員となった。入れたのは、サウナー、O君、僕の3名。
入れなくても、15時直前に退室する人もいるので、サウナ前で待っておけば、入れる可能性があると思う。
換気をしてから、アロマ水をサウナストーンに2回。何百個と積まれたサウナストーンが2台あるので、2台×2回、計4回だ。その後は、スタッフの方が、色々なやり方でタオルを振り回してくれる。
「おぉー熱くなってきたー」と無言だけど、テンションが上がる。タオルを振っているのは、先程と違うスタッフの方だ。
一人ひとりに熱風を送ってくれる時が来た。乾いた熱風が当たり、更に汗が噴き出してくる。今回もブロックポーズをしている人はいなかった。
2周目、サウナーがおもむろに手を上げ、脇を露わにした。サウナの奥にいる僕、入口付近のO君は、思わず顔を見合わせ、にやけてしまった。
ブロックポーズで熱風を受けるサウナー。ちなみにサウナーは、サウナハットを被っている。ノッポさんの帽子みたいな帽子だ。
30代男性が、全裸でノッポさんの帽子を被り、汗だくの状態で、ブロックポーズをし、熱風を受ける
文字にすると、異常でしかないのだが、これがサウナ内では普通なのだ。サウナーのブロックポーズから、同じように手を上げて熱風を受ける人がちらほら出てきた。
もちそん、僕もそれから、手を上げ脇を露わにし、熱風を受けた。何事も体験してみるのが大事である。バットは振らなきゃ当たらない。
途中、アロマ水と違う香りの水をサウナストーンに1回ずつかけた。これもとても良い香りだった。
最後におかわりもしっかり頂き、アウフグース体験終了。時間は15時10分。つまり、20分サウナに入っていたことになる。通常サウナで20分入るのはきついが、アウフグースではエンターテインメント。ディズニーなので、あっという間の20分だった。
ちなみに、サウナ後、サウナーから皆が手を上げ始めたことを話すと、「やっぱり最初にやるのが意味あるんすよ」とドやりながら、酒を飲んでいたサウナーの顔は最高に楽しそうだった。
2回目のアウフグース後、最後にもう1セット入った。合計5セットだ。入り過ぎと思ったが、それくらいサウナが気持ち良かった。
最後に、あかすりタオルで、ゴシゴシ全身をくまなく洗い、終了。体重計は60.5㎏だった。
初アウフグースの感想としては、最高だった。何より、サウナが良かった。湿度が良いのか、汗が出にくい僕でも、1回目からすぐに汗が出てきた。そして、湿度があるので、鼻で息をしても鼻のなかが痛くならない。ビジネスホテルにあるようなサウナは、乾燥しているので息がしにくいのだ。
これは、サウナストーンと、サウナストーンの熱し方が、良いということなのだろうか。
館内着に着替えしばし休憩。最後、O君に写真を撮ってもらった。笑顔を作るのが下手な僕が、なんと自然な笑顔なんだろうか。この写真から、満足感が伝わると思う。
そして、次回、もっとすごいサウナに行くことになった。今から楽しみで仕方ない。乞うご期待!
最後に、サウナーのインスタです。アカウント名sauna addict(サウナ中毒者)良かったらフォローして下さい。
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