日本生命のニチイ学館のM&Aからレバレッジを考える
こんにちは。ユニコンの照井です。
本日は、日本生命のニチイ学館のM&Aニュースを見て考えたことについて
記載したいと思います。
ちょっと数字などいい加減なので、ざっくりした感じで読んでいただければ
。。。
ニチイ学館は、2020年に、上場していたところからベインキャピタルと創業一族を中心としてMBOしました。
そのときが1000億円超でした。(ここではわかりやすく1000億円としましょう。)
それを3年で2000億円で売却したことになります。これだけでもすごいです!
ただファンドなので、ここにレバレッジをさらに効かせてます。
ファンドが270億円を出資してSPCをつくってそこに銀行団が約990億円貸付(ここではわかりやすく1000億円とします。)をしてMBOをしてます。
単純に考えると、この株式を2000億円で売ってその金額から1000億円を返済したとすると、1000億円残ります。
つまり270億円出資して、1000億円残ったということになります。
3年で投資金額が約4倍になったことになります。
すごいです。。。これがファンドがレバレッジを使って買収するスキームとなります。
※上記は、税金など考慮していないのと、ニチイ学館のMBOは創業者の資産管理会社などを含めてもう少し複雑なスキームにしているので、そこはご了承ください。(ファンドのレバレッジをきかすということをわかりやすく記載したかったのでかなりざっくりした記載なのでよろしくお願いします。)