乾通り
2023年11月27日(月)、フリーバカンス2日目…。
この日、家人は休暇を取っていたので、二人でタイミングよく一般公開されていた皇居の乾通りに行ってきた。
東京駅から皇居外苑を通り、坂下門から入場した。
持ち物検査があり、飲みかけのペットボトルのお茶は、その場で一口飲まなければならなかった。さらにボディチェックもあった。スマホなどはポケットから出してバッグなどに入れておく必要がある。
約56年東京に住んでいるが、何と皇居に入るのは初めてで、少しワクワクしていた。
東京駅から坂下門に向かう人はそれなりにいたが、平日なので少なめなのだろう。
しかし広い。東京のど真ん中にこれだけの敷地。
年齢層としては、自分たちよりも上が圧倒的に多い感じだ。
お年寄りとは言え、皆さんそれぞれスマホを使いこなして、写真を撮影している。80代の自分の両親はスマホを使うのに四苦八苦しているが、それより下の世代の方々はおおむね使いこなしている印象を持った。
紅葉はしているものの、紅葉を観に来るのであれば他のところに行った方がいい。皇居で紅葉を観ることに意味がある。
冬桜の後ろに見えるのは、富士見多門。
乾通りは600mなので、写真を撮りながら歩いていたらすぐに出口の乾門に着いた。
乾門を出てから、皇居東御苑を見学するために北詰橋門から入場する。
ここで再度持ち物検査。ペットボトルのお茶も再度一口飲む。
自分のリュックの中を覗いていた警官が、「これなんですか?出してください」。警官が怪しんだのは、緑色のブロアであった。
これって、手榴弾に見える? 確かに怪しいかもしれない。
カメラのレンズのホコリとかを飛ばすヤツです、という説明をしたら笑っていた。
香淳皇后の還暦を祝って昭和41年に建設されたという音楽堂。駅面がとても美しい。入口のファサードは結構古さを感じさせるなぁ、と思ったが、よく見るとその両脇の壁面は大理石のようだ。
ここに天守閣があったら素晴らしかっただろう。今からでも建てられないものか…。まあ税金を使うことになる訳だから、反対するヤツもいるか…。
なんと乾通りから石垣の上に見えた富士見多門の中に入ることができた。
ここは植物の宝庫かも…。
何と手前の植え込みは、百人番所と同じデザインに刈り込まれている。スゴイ。
東御苑はまだまだ見れていないところがある。改めて来る必要がありそうだ。季節によっていろいろな顔を見せてくれそうだし…。
カメラ / レンズ:EOS R / EF17-40mmF4L, SIGMA fp / SUMMARIT-M f2.4/50mm, iPhone13