LAMY scala stainless ペンシル
30数年ぶりにシャープペンシル(以下シャープペン)を購入した。
きっかけは、同僚が伊東屋のシャープペンを使っていて、実はボールペンよりも使い勝手がよさそうだと感じたのだった。
社会人になってから、ほぼボールペンを使ってきて、ここ15年くらいはいわゆる高級ボールペンを少しずつ購入してきた。
あらためて昨今のシャープペン事情をネットで調べてみると、自分の使ったことのない画期的なシャープペンがいろいろ出ていることがわかった。もちろん商品名は聞いたことがあるものが多かったが、気になったのは芯の自動送り出し機能を搭載しているシャープペンである。
ボールペンもそうだが、日本の文房具の機能はすごい…。ただデザインがあまり使いたい思わせるものが少ないので、ボールペンも軸は海外製、リフィルはジェットストリームということになってしまう。
さらに調べてみると芯も進化していた。
三菱鉛筆から消しゴムで消すことのできるカラー芯が発売されていた。
仕事ではLAMY2000の4色ボールペンを多用していて、会社の実績数値などをチェックする時に、達成して入れば青色でチェック、未達成であれば赤色でチェック、という使い方をしていて便利である。一方、記入を間違えると消すことはできないため、消すことのできるシャープペンのカラー芯があれば、これは便利である。ジェットストリームのリフィルはすぐになくなる割に高価なので、シャープペンにシフトすればかなりのコストダウンとなる。
ただ、3色ボールペンのように、3色シャープペンというのはあるのだろうか…。
調べてみると何と三菱鉛筆からユニナノダイヤカラー芯を搭載した3色カラーシャープ「ユニカラー3」というのが発売されていた。
これは欲しいと思い、Amazonで検索すると、スカイブルーの軸のものが2,380円で販売されている。定価500円なのにずいぶん高いなと思い調べてみると、ユニカラー3は販売終了となっていて、プレミアがついていたのである。メルカリでは6,000円というふざけた価格のものもある。
ユニカラー3はチェリーピンク、スカイブルー、ピュアホワイトの3色展開で、ピュアホワイトはどのサイトを見ても販売していなかった。チェリーピンクが比較的安いのであるが、それでも最安値で1,800円台であった。
定価500円のもの(しかもチェリーピンク)を1,800円で購入するのは流石に抵抗があったが、クーポンが使えて半額になるというサイトがあり、900円台で購入できることがわかり、どうしても欲しくなってしまったのでポチッた。
スカイブルーの軸が欲しかったのだが、チェリーピンクで頑張ることにする。
青と赤、そしてオレンジの芯が入っている。芯はもちろんユニナノダイヤカラー芯である。500円と書いてある。オレンジの芯がなくなったら、グリーンの芯を入れようかと考えている。
一方、仕事でメインで使うペンもシャープペンシルにシフトすることにした。芯はユニナノダイヤカラー芯のブルーを使用することとし、0.7mmのシャープペンでいいものがないか、調べてみた。
いくつか候補があがったが、伊東屋で試筆もした結果、LAMY scala stainless ペンシルを購入するとにした。
書きやすかったことはもちろんであるが、何といってもカッコいい…。
ノックはツイスト式で、一見使いにくそうであるが、片手でツイストすることもできるし、ツイスト式だからこそ実現しているデザインである…。
ただ、定価で19.800円もする…。三菱鉛筆の最新式シャープペンであるクルトガダイブでも5,500円、4倍近い価格である。
ただ、これもいろいろ調べた結果、ほぼ半額で購入できるサイトを発見したので、ポチッた。
シルバーとブラックの2色展開であるが、シルバーを選択した。オールステンレスである。
クリップの根元に「LAMY」の刻印がある。カッコいい…。
天冠には「7」の文字が…、0.7mmを表しているのだろう。カッコいい…。
そしてクリップの裏側には「GERMANY」の刻印…。カッコいい…。
結局、こういうデザインにやられてしまう…。国産にはないカッコよさなんだよなぁ…。
筆記用具を変えていい気分で仕事ができそうだが、変えたからといって、バリバリ仕事ができるようになるわけではないのが悲しいところである…。
カメラ / レンズ:EOS R / RF35mm F1.8 MACRO IS STM