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CANON 50mm F1.2と散歩4(三鷹~武蔵境)
2020年1月16日(土)、5年半ぶりに大腸内視鏡検査を受けることになった。この日は午前中から大量のクエン酸マグネシウムを飲んでデトックスを行い、消化管を空っぽにした。検査は三鷹駅から歩いて10分くらいのクリニックなので、少し早めに出て、風の散歩道をカメラを持って歩き、クリニックに向かった。カメラはEOS R、レンズはCANON 50mm F1.2だ。
↑ 玉川上水沿いの手押しポンプ
これから大腸内視鏡検査なのに、こんな写真を撮るヤツはあまりいないだろう。風の散歩道を歩いていくとすぐにクリニックの近くに来てしまった。検査まで時間がもう少しあるので、少し先の山本有三記念館まで足を伸ばすことにした。足を伸ばすといっても数百メートルだが…。
山本有三記念館は何度か訪れたことがあって、2回ほどフィルムライカで撮影したこともある場所だ。
ライカで撮影した時は、確か28mmを付けたライカM6、2度目は17mmを付けたライカM3だった。50mmだと建物全体を写すことは難しいが、逆にこのように窓を撮影するといったようなことはしなかった。やはり焦点距離によって視点は大きく変わるということを実感する。
ほとんど人がいない。
記念館入り口の照明。実は記念館には入ったことがなく、一度カメラを持って入ってもいいかも知れないと思った。時間になったのでクリニックに向かう。
検査は少し問題があったが、結果は全く問題なく、とりあえず無事終了した。
武蔵境の行きつけの美容院に行こうと思い予約の電話したところ、予約時間が2時間後になったので、腹ごしらえをすることにした。三鷹駅そばのカフェでミルフィーユを食べる。
まだ時間があるので、写真を撮りながら武蔵境駅まで徒歩で行くことにした。
太宰治も訪れたことで有名な三鷹電車区の跨線橋。いつもよりやたら人がいて、みんな日没する方向に向かって一斉に写真を撮っている。一体何が起きているのか尋ねてみると、富士山に陽が沈むという。見てみると富士山の頂上の南側の裾野に太陽が沈もうとしていた。あと数日で日没位置が少し北上して頂上に陽が沈む、いわゆるダイアモンド富士が見られるという。一瞬、撮影しに来ようかと思ったが、平日なので絶対に無理だ…。
富士山には少し雲がかかっている。そのまま武蔵境駅に到着、南口ロータリーのイルミネーションを撮影する。
やはりF1.2で撮影した写真はコマ収差がスゴイ。
最後は武蔵野プレイス。そのデザインが印象的な図書館だ。
この1年、コロナ禍でもあり、本当に近所しか撮影していない。次は近所のどこを散歩して写真を撮るか、雪でも降らないかなぁ…。