ELMARIT-M 28mm F2.8 4th導入
2023年1月27日(土)、ELMARIT-M 28mm F2.8 4thを導入した。
自分はM型ライカはデジタルは所有していないため、最近はもっぱらSIGMA fpにライカレンズを装着して撮影している。
ただ、ライカのレンズで所有している広角レンズはM3用の眼鏡付きズマロン35mmF2.8だけなので、Voigtländer NOKTON classic 35mm F1.4 SCなどを付けて撮影しているのであるが、もう少し画角の広いレンズが欲しいと思っていた。
それより広い画角のレンズとしては、Voigtländer COLOR-SKOPAR 28mm F3.5を所有している。
このレンズは2008年に購入したライカM6に装着するために購入した。ライカの28mmレンズは、このELMARIT-M 28mm F2.8 4thが当初から欲しかったのであるが、高価でとても購入することはできなかった。すなわちずっと憧れのレンズだったのである。
2016年に写真家の加納満さんの写真展を観るために中野のギャラリー冬青に伺ったとき、持っていた自分のM6とカラスコ28mmをお見せしたのだが、本当はエルマリートが欲しいという旨の話をしたところ、「コシナをバカにしちゃいかんよ」と諭されたこともあった。実際カラスコ28mmはとてもよく写るレンズなので満足していたのであるが、やはり物欲があるのである。
いずれにせよ、M6を購入して16年、あまりライカオリジナルのレンズで撮影をしていないのである。そして時代はデジタルになった。
今年になり、M6を購入したアカサカカメラのホームページをチェックしていたら、ELMARIT-M 28mm F2.8 4thがそこそこの価格で出ていた。小さなコバ剥がれがあるという説明があったが、フードとフィルターもオリジナルのものが付いている。
しばらく静観していたが、SOLD OUTにはなっていなかったので、試写して問題ないようであれば購入しようと出かけて行った。
SIGMA fpに装着して撮影してみると、撮影結果には問題ないので、お迎えすることにした。
帰宅してM6に装着してみると、やはりカッコいい。
製造番号は366万台、調べてみると1994年製、ちょうど30年前である…。
この姿になるまでに16年もかかった。今年はM6でフィルム、fpでデジタル撮影を楽しまねばなるまい…。
カメラ / レンズ:EOS R / Voigtländer NOKTON40mm F1.2 Aspherical