見出し画像

三鷹こ線人道橋渡り納め

2023年12月17日(日)、これまで何度もこのnoteでもアップしてきた三鷹こ線人道橋渡り納のイベントに行ってきた。

解体が決定した後も何度か写真を撮影に行っていて、近いこともありいつでも行けると思っていたらなかなかいかず、前回行ったのは8月であった。

その前に行ったのは5月で、この時は12mm超広角で撮影したのだった。

家人と一緒に渡り納めのイベントに行こうと思い、2名で申し込んでおいたら、抽選に当たった。イベントの最終日だったので、本当に最後の最後に渡ることになった。

ところが家人は実はあまり興味がないのか、長男と一緒に行って来たら問う話になった。確かに長男が幼少の頃、毎週のように自転車に乗せて通い、橋の上から中央快速やスーパーあずさ、かいじに手を振っていたのだ…。
25歳となった長男と共に最後に橋を渡るのも悪くない…。

予約時間は午前10時だったので、9:30に自転車で自宅を出発、10分ほどで電車庫通り駐輪場に到着し、南東側の階段に向かった。
思っていたより人出は少なく、混雑しないように予約人数をコントロールしているようだ。

当選メールをスマホの画面に表示して受付をした後、紙製のブルーのリストバンドをバッグのストラップに付けていよいよ渡り納めである。

それほど混まないように予約人数を調整している
案内板は相当劣化していてヒビが激しい
快晴だ

渡り納め3日間の最終日は快晴で、市の職員と思しき人が、渡り納めで富士山が見えたのはこの日だけだと言っていた。

富士山

確か1月20日前後にはここからダイヤモンド富士が見えるのだが、もうそれも見ることはできない…。

東西線のブルーが映える

左側に富士山、右側に奥多摩の山々が見える…。

三鷹駅方向

フェンスのすぐ前にできている銀色の支柱は跨線橋が撤去された後、架線を支えるためのものと思われる。

錆の質感
親子連れが多い

Nゲージを片手に持った子供が、電車が通過するたびにはしゃぎまわっている。20数年前の自分たちを見ているようであった。

橋の北端から

ついに渡り終えてしまった…。

北東側の階段を降りながら…
これがなくなってしまうと思うと悲しいものがある

来年の3月で三鷹に住んで28年、自分の人生のちょうど半分であり、故郷といっては噓になるが、最後に渡ることができて感無量であった。

参加者に配布された記念はがき

もう階段で太宰を気取ることはできない…。

カメラ / レンズ:EOS R / EF17-40mmF4L, iPhone13

いいなと思ったら応援しよう!