2011/3/9 マルセイユ
2011年3月9日、この日は運良く1日フリーとなったので、南仏出張3回目にしてようやくマルセイユに行くことができる。おそらく最初で最後だろう…。
朝、ホテルを出る。ホテルはエクサンプロバンスの駅前だ。マルセイユへは鉄道ではなくバスで行くのでバス停へ向かう。よくわからないまま、バス停に向かい、マルセイユ行きのバスを見つけ乗り込む。料金は5€。バスの車内に東洋人は自分一人。なんか一人旅っぽくていい感じだ。
バスはマルセイユ・サン・シャルル駅の裏手に到着した。
駅の構内を歩く。
駅の表に出る。新しいのかきれいだ…。
駅からは、ノートルダム・ド・ラ・ギャラルド・バジリカ大聖堂が見える…。
まずは駅からロンシャン宮に向かって歩き始める…。
途中にあるサン ヴァンサン ドゥ ポール教会。
路面電車のレールに沿って歩いて行く。
マルセイユは治安が悪いというので、たまに振り返ったりする。
前方に目的のロンシャン宮が見えてきた。
着いた。
ロンシャン宮
建物に入って、来た方向を眺める。画面中央より左側にさっきの教会の二つの尖塔、左上には、ノートルダム・ド・ギャラルド・バジリカ大聖堂が見える。
ノートルダム・ド・ギャラルド・バジリカ大聖堂に行くため、来た道を戻る…。バスでも行けるようだが、歩いて行くことにした。
エクサンプロバンスでも街中でこういうメリーゴーランドを見かけた。
大聖堂に向けて坂を登り始める。
振り返って街を見下ろしてみる。
近いてきた。
海抜154m、マルセイユにそびえ立っている。
中に入ってみる。
内部はとても美しかった。
南仏3回目にして、ようやく拝めた地中海! もう欧州に来て1週間経っていて、時差ボケも解消し、体が欧州時間に完全に適応していて、このまま日本に帰らなくてもいいのではないかという気分になっていた。
旧港もよく見える。ここからはバスで下ることにした。サン・ヴィクトール修道院近くのバス停で降りて、BlackberryのGoogleマップを起動して探し歩いたのだが迷ってしまった。歩いていたフランス人のご婦人に英語で道を尋ねるも、全く通じなかった。なんとか到着。
サン・ヴィクトール修道院。5世紀に建てられ、14世紀に要塞化されたとか…。確かに要塞っぽい…。
中には誰もいなかった。
お昼になったので通りがかりのカフェに入って休憩。写真は撮っていなかった。
旧港に向かう。
南仏感満載。ここのヨットやクルーザーの持ち主って、やっぱり大金持ちなのかな。日本には出ない雰囲気だ。
フランスを代表する文豪、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」の主人公が閉じこめられた監獄があるイフ島へのツアー、この時は行こうなどとは全く思っていなかったが、今思えば行っておけばよかった。もうマルセイユなんて行くことなどないだろうに…。
港町だけあって漁船、かなり生臭かった…。
反対側に回り、大聖堂を見上げる。
陽光が眩しい。
市役所。旧港を後にして、旧慈善院に向かう。
旧慈善院
今は、美術館のようになっている。
旧慈善院近くにあるマルセイユ大聖堂に行く。あまり人がいない。
中も独り占め状態。
上を見上げる。やっぱりノートルダム・ド・ギャラルド・バジリカ大聖堂には丘の上にあるという立地や派手さで負けるかな…。
最後に地下鉄でマルセイユの凱旋門に向かう。
凱旋門近くの駅で降りると、ちょっと異なる雰囲気だ。移民が多い地域なのか有色人種が多く、治安が良くない雰囲気を感じた。
下から見上げる。翌日、マルセイユに住んでいるフランス人のジャン・ピエールに凱旋門に行ったことを話したら、あそこに一人で行ったのか!、と言われた。確かに治安が良くないらしい。
夜は日本人医師とディナーの約束があるので、地下鉄でサン・シャルル駅に戻り、バスでエクスに戻った。
エクスは治安がいい。こんな街に住むことができたら素敵だなぁ。と思うのであった。