紫陽花と20mm
2022年5月29日(日)、そういえば昨年の5月末の日曜日に深大寺の方に紫陽花を撮りに行ったことを思い出し、暑くなる前の午前中に行ってみることにした。
思えばこの時が健常人最後(?)の日曜日であった…。
まずは昨年、紫陽花がいっぱい咲いていた深大寺 西院 地蔵の里に行ってみた。ところが今年は時期的にまだ早かったらしく、ほとんど咲いていない。
少しだけ咲いているところを探して、Voigtländer NOKTON 40mm F1.2 ASPHERICALで撮影する。
つい開放で撮影してしまう…。紫陽花はこんなピーカンの日より、曇っている日や雨が降っている時の方が雰囲気が出るなぁ、と改めて思う…。
そのまま神代水生植物園に移動。ここは去年は緊急事態宣言下で閉園していたが、今年はもちろん開園していた。以前見かけた紫陽花はほとんどなく、菖蒲が見頃(?)のようだった。そのまま40mmで撮影する。
開放がF1.2だと、手前のピントを合わせたい花までの距離がそこそこあっても、背景がボケてくれるのが楽しい…。
ここで先般購入したVoigtländer COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N ASPHERICALに交換する。後輩Af君から借りたCOSINA 20mm F3.8 MC MACROも持ってきたので、ゆる〜く比較をしてみることにする。
それぞれのレンズで、開放とF8で撮影してみた。ゆる〜い比較なので構図や露出はご容赦を…。
レンズを交換し、出来るだけ同じ構図で撮ってみたが、やはり三脚に固定しないと同じ構図を維持するのは無理だ。
普通に撮影している分には、あまり違いを感じない…。
違いがよくわからないので、画面右端を等倍で切り出してみた。
カラスコはちょっと前のレンズとは言え、比較的新しい非球面レンズ。葉っぱの形も明瞭だ。パープルフリンジは出ているが…。
コシナの方は、像が相当流れている。
絞っても変わらず。ネットで書かれている四隅が相当流れるというのは本当だ。所有しているNewFD20-35mm F3.5Lも周辺が結構流れるので、ヒマな時にでも比較してみるか…。比較したところで何も生み出せる訳ではないのだが…。
再度カラースコパーに付け替え、撮影する。
やはり普通に撮るには20mmは広すぎる感じだが、紫陽花と違い、ピーカンの日は撮りやすい焦点距離かも知れない。
木の葉っぱもますます鬱蒼としてきた…。
深大寺城跡の坂を登って広場に出る。ここは初めてきた。
超広角は楽しい…。
深大寺本堂もこれまでにない撮り方ができる。
池に陽光が差し込んでいる…。
あめやで抹茶ミックスを買って、休憩…。気温が高いので溶けて垂れてきそう…。
画角が広いので、混んでいたら写したくない人も入ってしまうが、幸い午前中のため、まだ人は少ない…。
深沙大王堂。いい感じ…。
大黒天と恵比須さまもいつもは下がり気味全体を構図に収めるのだが、20mmだとかなり接近していても屋根まで入ってしまう。
帰りは、自由広場を通って帰る。下記二つの記事の表紙画像の位置での撮影が気に入っているので、同じ位置で撮影してみる。
しかしピーカンで20mmの撮影では、全くしっとりとした雰囲気は出ないのであった。梅雨に入ったらNOKTON40/1.2を付けて撮影しにくるとしよう…。
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