Summar 5cm F2テスト撮影
2023年6月3日(土)、先月後輩Af君から借りたSummar 5cm F2をEOS Rに装着してテスト撮影に赴いた。
明け方までの激しい雨は午前中には止み、午後からは晴れてきた。
深大寺近くの紫陽花をちょうど2年前に撮影したのだが、結構よかったので同じ場所に行ってみることにした。その週に脳梗塞を発症したのでちょっとフラッシュバックしたが、まあ気にしても仕方がない。
このSummarは製造番号からひも解いてみると1936年(昭和11年)製で、自分の親よりも年上だ。二・二六事件の起きた年である。
以前フィルムライカで使用した時は、もっとくすんだ発色をするレンズであったが、言わなければ現代のレンズで撮影したと言っても通用するのではないかと思うような写りである。
確かに背景のボケはグルグルしている。
でも以前季刊クラシックカメラとかで見た写真だと、もっとグルグルだったような気が…、あれはヘクトールだったかも知れない…。
ほぼ同じ構図でSUMMARIT-M f2.4/50mmで撮影すると、さすがに現代のレンズ、グルグルはない…。
休憩に立ち寄った倉式珈琲店でコーヒーゼリーを撮影してみた。87歳のレンズでもプリン日記やコーヒーゼリー日記での使用にも十分耐えそうだ…。
カメラ / レンズ:EOS R / Summar 5cm F2