ニッコールと散歩(武蔵野公園~野川公園、深大寺北町~深大寺)
先日、12月からタイに3年間赴任する後輩Mから、ニコンのカメラとレンズを預かることになった。
2020年11月23日、快晴だ。早速、預かった中からAiニッコール50mmF1.4S, Aiニッコール28mmF3.5Sの2本を持ち出した。ボディはEOS R、比較用にNewFD50mmF1.4も携行した。
午前編(武蔵野公園~野川公園)
紅葉が見頃になりかけているという武蔵野公園に向かった。快晴なので直射日光が強く、逆光気味に紅葉を撮影しようとすると、フードがないとフレアやゴーストが出そうだ。今回預かったレンズはフードがないため、厳しいかも知れない。
↑ 武蔵野公園:Aiニッコール50mmF1.4S
案の定、大きいゴーストが出現している。これは汎用のフードを買う必要がありそうだ。比較のためニコンからキヤノンに交換する。
↑ 武蔵野公園:NewFD50mmF1.4
こちらは純正フードを装備しているので、ゴーストは出ていない。ゴーストを除けば、撮影者でなければどちらで撮影したか判別するのは難しいだろう。
↑ 武蔵野公園:Aiニッコール50mmF1.4S
28mmも使ってみることにする。
↑ 武蔵野公園:Aiニッコール28mmF3.5S
↑ 武蔵野公園:Aiニッコール28mmF3.5S
この28mmは結構写りが良い気がする。今度、他の28mmと比較してみよう。再度、50mmの比較をしてみる。
↑ 武蔵野公園:Aiニッコール50mmF1.4S
↑ 武蔵野公園:NewFD50mmF1.4
やっぱりどちらも同じように見える。この2本のレンズでイルミネーションを撮影してみたい。
↑ 武蔵野公園:Aiニッコール50mmF1.4S
↑ 武蔵野公園:Aiニッコール28mmF3.5S
↑ 武蔵野公園:Aiニッコール28mmF3.5S
この28mmは結構気に入ったかも…。F3.5だと、1眼レフカメラのファインダーでは結構暗く見える。中学生の頃、Aiニッコール24mmF2.8Sを購入した時、50mmF1.4に比べてファインダー像が何と暗いんだろうと思った記憶がある。ライカのようなレンジファインダーでは暗いレンズでもレンズの光学系を通して見ていないので、このところレンズの明るさによるファインダーの見え方を気にすることはなかったのだが、ミラーレスであれば暗く見えることもないため、1眼レフよりもレンジファインダーに近い使い勝手という気がする。野川公園を通って一旦帰宅しよう。
↑ 野川公園:Aiニッコール50mmF1.4S
巨大なイチョウの木を遠くから撮影する。
↑ 野川公園:Aiニッコール50mmF1.4S
園内はイチョウの落ち葉で溢れている。
午後編(深大寺北町~深大寺)
所用を済まして昼食後、今度はニッコール50mmと28mmの2本だけで出掛ける。単焦点だけだと荷物が軽いし、潔い気持ちで撮影ができる。
↑ 深大寺北町:Aiニッコール50mmF1.4S
もう11月末だが、何とかまだ花が咲いてくれていた。
↑ 植物多様性センター:Aiニッコール28mmF3.5S
午前中はあんなに好天だったのに、午後はあっという間にどんよりして暗い。でも晩秋のこの暗い感じも結構好きなのだ。紅葉も気のせいかしっとりしている感じがする。深大寺に向かう。
↑ 深大寺:Aiニッコール50mmF1.4S
↑ 深大寺:Aiニッコール50mmF1.4S
↑ 深大寺:Aiニッコール50mmF1.4S
どんよりして暗いせいか、紅葉とお店の提灯が美しく映える。こういう時、明るいレンズはうれしい。
↑ 深大寺:Aiニッコール50mmF1.4S
今日の深大寺は、七五三で賑わっていた。帰り道、ベビーカーに赤ん坊を乗せた若い夫婦を何組か見かけた(何だか年寄りじみた書き方だけど…)。ちょうど22年前の11月、買ったばかりのライカM3をぶら下げて、生後3か月の長男をベビーカーに乗せて、家族3人で散歩しながら写真を撮影したことを思い出した。
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