彼岸花2022
2022年9月25日(日)、11連休の最終日。何か有効に使いたいが特に何もないので、例年通り彼岸花の撮影に行くことにした。ここ数年は、野川公園自然観察園と神代水生植物園の彼岸花を撮影するのが通例となっているので、今年も同じで芸がないが、いつものように自転車で行ってみることにした。
去年の今頃は、まだ退院1か月後くらいで復職前であった。
今日のレンズは、Voigtländer NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM, Voigtländer COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N ASPHERICAL, NewFD80-200mm F4Lの3本…。
野川公園自然観察園に到着してみると、入り口には大量の自転車が駐輪されており、彼岸花の群生地は大勢のカメラマンが撮影していた。3連休の2日間が雨だったので、天気が回復せいかみんな押し寄せてきているのだろうが、少なくとも数年前まではここはあまり知られておらず、休日でもゆっくりと撮影できる場所であった。今の時代はSNSとかですぐに情報が拡散するので、ここも知られ過ぎたということか…。
人が多過ぎてあまり気乗りしなかったが、撮影を始める。皆さんが使っているカメラを観察する。白い大砲、黒い大砲がそろっていて壮観だったが、一番多いのがSONY、次にCanon、FUJI、Nikon という感じであった。Nikonはミラーレスは見かけず、見かけたのはすべて1眼レフだった。α-7にPENTAXの古い望遠レンズで撮影している人が印象的であった。
あとiPhone13Pro(14Pro?)を専用(?)のフレームにつけて撮影している人がいた。ファーのウインドジャマーを付けていたので、動画も撮っているのだろう。先日の旅行でも感じたのだが、旅行にカメラを持って行ったのは自分だけで、家人も長男も長女もスマホだけであった。しかしながら最近のスマホは2眼だったり3眼だったりで、しかもコンピュテーショナル フォトグラフティの時代でやたらきれいな写真が撮れるので、特にカメラや写真好きでなければ本当にカメラを旅行に持っていかなくてもいい時代になったのだと実感した。
せっかく持ってきたNewFD80-200mm F4Lも使用する。このレンズはキヤノンF-1で使用するために10年位前に買ったのだが、最近はめっきり出番が減っている。しかしながら蛍石が使用された高性能レンズだし、あの竹内敏信先生も使っていたヤツだ。
もちろん竹内敏信先生のような写真が撮れる訳はないのだが…。
40mmに戻す。
NOKTON40mmは購入して約1年、かなりお気に入りのレンズだ。
人が多すぎて嫌になってきたので、神代水生植物園に移動する。
木道を少し遠回りして出口に向かって歩いていると、印象的な池があったので撮影する。この葉っぱは水生植物なのだろうか。透明な水を通した底にも緑色の葉っぱが見え、水面には機と青空が反射して美しい。写真が下手なため、自分が見た通りのものが表現できていないが…。
深大寺に到着したら、お昼少し前だったので早めに昼食を摂ることにした。人気のあるお蕎麦屋さんはどこもすでに長蛇の列となっていたので、空いている店に入る。以前は行ったことのあるお店だ。
ビールを飲んでいる客が多い。休日昼からのビールは最高だろう。
さっさと食べ終わり、水生植物園に向かう。
こちらは野川公園自然観察園よりも人は少ないが、やはりカメラマンが10人くらいいた。といっても白い大砲が2人くらいで、APS-Cミラーレスの人が多いという感じ…。
ここでも望遠ズームに活躍してもらう。
しかし毎回思うのだが、これだけ同じところで同じ被写体を多くの人間が撮影していると、同じような写真が大量生産されているのだろう。もちろん1枚として同じ写真はない訳だけど、自分も量産者の一人としていろいろ考えてしまう。自分にはオリジナリティはないなぁと…。
深大寺に戻る途中、お~いお茶と書かれた石碑があった。いったい何だろうと思い撮影。
調べてみると伊藤園がやっているプロジェクトらしい…。
最後はあめやのソフトクリームで締めることにした…。
カメラ:EOS R, レンズ:Voigtländer NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM, Voigtländer COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N ASPHERICAL, NewFD80-200mm F4L
iPhone SE3