家族旅行2023(2日目)
2023年9月1日(金)、家族旅行2日目。
城崎温泉が良かったので、人生に余裕ができたらまた来たいと思いつつ、自分にとっては今回の旅行の最大の目的地「伊根」に向かう。
運転は長男。いくつかの街を通過し、いくつかの峠を越え、視界が開け天橋立が見えた時にはちょっと感動。左折・北上し、伊根に向かう。
出発から2時間ほどで伊根に到着した。駐車場で自分たちの前にいた大型のアウディが、誤って料金機に接触、20代前半と思しき男性が彼女を乗せている。バンパーの部品が外れ落ちているのをそのまま放置して駐車していた。
フェンダーやバンパーが歪んでいたので、修理代は100万円を越えるだろう。
EOSに付けたEF17-40mmの40mmでも遠すぎる。
駐車場の近くの遊覧船乗り場を歩いていると、「金髪のお兄さんが伊根湾遊覧しませんか、すぐに出発しますよ」と声をかけられ、こういうのはどの遊覧船に乗るか悩むよりさっさと決めて時間を節約した方がいいと思い、誘いに乗った。
Re:INEは2022年に新造された船らしい。イケメン?お兄さんのガイドを聞きながら、海からの舟屋を楽しむ。
望遠レンズでないと、それなりの大きさで舟屋を撮影できない感じなので、SIGMA fpに持参した唯一の望遠レンズ、Tele-Elmarit 90mm f2.8 2ndを装着する。船は結構揺れるし、カメラにもレンズにも手振れ防止装置は付いていないので、結構ハードな撮影だとも思ったが、フィルム時代にはそんなものはなかったし、M型ライカにも付いていないので、同党言うことはないと思い撮影。
船が揺れるので、水平を取るのが大変だ。全身で手振れ補正のごとく振動を吸収する…。
INE CAFE…。休日には2時間待ちになるという。調べたところメニューにプリンはなかった。
2階にはエアコンの室外機が見えるので、本当に人が住んでいるのだろう。
最近は1階に船を入れず、外に係留しているケースも多いらしい。
人気のある「伊根満開」の向井酒造の倉庫。何だか建物が歪んでいる。
Re:INEのお兄さんは10月3日放送予定のNHKの移住番組に出演するらしい。
お昼を過ぎているので、どこで昼食を食べるか、散策する。
通りの雰囲気はよいのだが、歩いている人々の多くは中国語を話す人である。
INE CAFEの隣にお鮨屋さんがあるとRe:INEのお兄さんが言っていたので行ってみる。
お鮨屋さんはお休みであった。
ランチは伊根町観光協会2階の舟屋食堂でいただくことにした。
美味しい…。
遊覧船から見えた向井酒造に行ってみる。残念ながら、人気の伊根満開は売り切れであった。
以前から来てみたいところ上位だったが、伊根は想像通り素晴らしかった。今度は冬に来てみたい。名残惜しいが、天橋立に向かう。
天橋立は、おおざっぱに言うと北側の傘松公園から眺める、南側の天橋立ビューランドから眺める、という有名な二つのスポットがある。時間があれば両方行きたいのだが、ホテルのチェックインの時間などを考える片方しか行けない。傘松公園の近くには元伊勢籠神社があり、御朱印をいただきたかったのだが、諦めて天橋立ビューランドに行くことにした。
天橋立駅近くの駐車場に車を停め、リフトでビューランドに上がる。途中でモノレールとすれ違う。
到着すると、よく写真で見る光景が広がっていた。
曇り空なのが残念である。
天橋立では、股のぞきというのが有名である。
自分もカメラを持って、股のぞきをしてみた。
下りて天橋立に行ってみることにする。
天橋立の途中にある天橋立神社まで行くことにした。レンタサイクルで行こうと思ったが、それほど距離もないので歩いていくことにする。
日本三景とは、松島、宮島、そして天橋立である。松島と宮島は出張の空き時間を利用して行ったことがあるので、これで日本三景制覇だ!
よく調べていなかったのが悪いのだが、天橋立神社は御朱印をいただくことができるような感じではなく、人も全くいない感じだった。でもまさに神社名が天橋立なので、来る必要があったと思う。
ここで長男が、一人で北側まで歩いていき、レンタサイクルで戻ってくると言う。長男と別れ、家人、長女とゆっくりと戻った。
元伊勢籠神社に行けなかったこともあり、智恩寺に参拝し、御朱印をいただく。
御朱印受付は16:30までで、結構ぎりぎりの時間であったが、自分の前に二人ほど御朱印をいただきに来た人がいて、10分ほど待つ…。さらに自分の後にも一人来た。結構人気のようだ…。
御朱印をいただいた後、ソフトクリームをいただく。
ソフトクリームを食べ終わると長男が戻ってきた。長男は何と対岸の元伊勢籠神社に行って、御朱印をいただいてきた。完全に出し抜かれた形だ。
悔しい…。
さらに智恩寺の御朱印もいただきに行ったらしいが、こちらは受付時間に間に合わず、御朱印帳に直筆でいただくことはできず、書置きをいただいていた。悔しいので、直筆でいただいた智恩寺の御朱印を見せびらかしたものの、敗北感でいっぱいであった。大げさか…。
駐車場に戻る途中、踏切でタイミングよく特急はしだてと出くわす。こういう鉄道旅で来るのも一興であろう…。
ホテルの食堂は中国語を話す人々が90%を占めていて、ちょっとした異国情緒を楽しめた。さらに大浴場も同じ状況。ニッポンの風呂を楽しむ感じではないがインバウンドの時代、これもまた一興なのであろう…。
カメラ / レンズ:EOS R / EF17-40mmF4L, SIGMA fp / MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2, Tele-Elmarit 90mm f2.8 2nd, iPhone SE3
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