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50mmレンズを比較してみた…。

2021年3月14日、昨日の大雨から一転、快晴だ。午前中は所用を済ませ、午後は写真でも撮りに行くかと思ったが、ものすごい風が吹いている。ローライフレックスで撮影したポジも上がってきたのだが、まだデジタル化していないのでアップできない。であれば一度やってみようと思っていた50mmレンズの比較をしてみることにした。被写体は庭にある花。庭というよりは軒先なので、背景がきれいではないけど、まあ手っ取り早くやってみることにした。

カメラはEOS R、レンズは5本。①CANON LENS 50mm F1.2(後輩Af氏から借りているもの)、②NewFD50mm F1.4(友人の遺品)、③Aiニッコール50mm F1.4(後輩Mから借りているもの)、④RF50mm F1.8 STM(最近購入)、⑤Elmar50mm F2.8(1998年にライカM3と共に購入)。

CANON50/1.2とエルマーの最短撮影距離が1mなので、まずは1mで全てのレンズのF値をそれぞれのレンズの開放からエルマーの開放値であるF2.8までで撮影してみた。ピントは中央の白い花に合わせている。撮影のタイミングで背景が日陰になったりしているので、厳密な比較にはなっていない。こういうのは曇りの日にやるのがいいのかも知れない。

 撮影距離1m F1.2

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↑ CANON LENS 50mm F1.2開放

F1.2で撮影できるのはこのレンズだけ。ピントの合っている中央の花もオールドレンズっぽい描写で、雰囲気があると思う。

撮影距離1m F1.4

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↑ CANON LENS 50mm F1.2→F1.4

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↑ NewFD50mm F1.4開放

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↑ Aiニッコール50mm F1.4S開放

CANON50/1.2は、他の2本より同じF1.4でもボケが大きい感じがする。NewFDとAiニッコールはあまり差がないように感じる。

撮影距離1m F1.8

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↑ CANON LENS 50mm F1.2→F1.8

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↑ NewFD50mm F1.4→F1.8

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↑ Aiニッコール50mm F1.4S→F1.8

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↑ RF50mm F1.8 STM開放

やはりCANON50/1.2が他のレンズよりも少しボケが大きい気がする。RFは最新のレンズのせいか、何となくヌケがイイ感じもするが、ブラインドで比較したらわからないだろう。

撮影距離1m F2

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↑ CANON LENS 50mm F1.2→F2

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↑ NewFD50mm F1.4→F2

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↑ Aiニッコール50mm F1.4S→F2

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↑ RF50mm F1.8 STM→F2

これはF1.8との差もよくわからない。撮った意味がなかったかな…。

撮影距離1m F2.8

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↑ CANON LENS 50mm F1.2→F2.8

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↑ NewFD50mm F1.4→F2.8

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↑ Aiニッコール50mm F1.4S→F2.8

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↑ RF50mm F1.8 STM→F2.8

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↑ Elmar50mm F2.8開放

F2.8でもCANON50/1.2のボケが大きい気がする。NewFDとAiニッコールの差はほとんどわからない。RFはやっぱり比較すると少しヌケがいい気がする。エルマーは背景のボケが同じF2.8でも少ーし大きい感じがする。

ここからNewFDとAiニッコールの最短撮影距離である45cmでの撮影。CANON50/1.2とエルマーは除外される。

撮影距離45cm F1.4

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↑ NewFD50mm F1.4開放

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↑ Aiニッコール50mm F1.4S開放

F1.4での比較。撮影タイミングの違いで背景の明るさが違うが、ほとんど同じかなぁ…。

撮影距離45cm F1.8

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↑ NewFD50mm F1.4→F1.8

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↑ Aiニッコール50mm F1.4S→F1.8

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↑ RF50mm F1.8 STM開放

F1.8でもNewFDとAiニッコールの差はほとんどない気がする。RFはスッキリしている感じがする。

撮影距離45cm F2

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↑ NewFD50mm F1.4→F2

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↑ Aiニッコール50mm F1.4S→F2

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↑ RF50mm F1.8 STM→F2

F2はF1.8とほとんど変わらないかな。F2.8でも撮影したけど割愛…。

最後にRFの最短撮影距離である30cmで撮影。

撮影距離30cm F1.8

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↑ RF50mm F1.8 STM開放

やっぱりこれくらいアップで撮れるといいよなぁ。結局、このレンズが普通の人にはリーズナブルな価格でその割には十分な性能があって、一番いいのだろう。そのうちオールドレンズでももっと寄りたくなって、ヘリコイド付きのマウントアダプターとか買ってしまうのだろうか…。

もっと画面周辺部にも特徴的な被写体を配置した構図で撮影しないとダメだなと感じさせられた。前にも書いたが、レンズを比較しているライターの方の苦労がよくわかる。最初は比較するだけのお気楽な稼業だと思っていたがとんでもない。これをまともにやって媒体に掲載するのは相当大変な作業だ。まあ自分もそういったコンテンツを参考にしている人間の一人だし…。でも個人で中途半端にやるのは生産的な行為ではないと感じた。

写真はレンズを取っ替え引っ替えして撮影するより、携行本数を絞って撮影した方が潔くてイイ感じがする。出来れば1本決め打ちで散歩すると、自分の視点が本当にカメラに装着したレンズの焦点距離になる。桜が待ち遠しくなってきた…。

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