徳島旅行(1日目)
2023年5月24日(水)から2泊3日で家人と徳島を旅行してきた。家人と2人の旅行は約25年ぶりである。前回2人で旅行したのは1998年8月に福島県の五色沼に行った時で、この時は長男を身ごもっている中での旅行であった。
家人が五色沼を撮影する姿を撮影していた…。30歳…。
フィルムの時代。懐かしい…。
長男は早産でその月の末尾に誕生したので、今年の8月で25歳。結局子供ができると夫婦での旅行というのは不可能となるのである。
本来、2年前の銀婚式の年に旅行をしようかとも思っていたのだが、自分が脳梗塞になってしまったため、それも不可能になったのだった。
四国には、これまで出張でおそらく70回程度行っているのだが、プライベートで行ったことはなかった。手帳を見ると徳島に行ったのは過去3回で、最後に行ったのは2008年の10月であった。
今回持参するカメラとレンズでは悩んだ。まず2台持参していいかを家人に確認。昨年の和歌山家族旅行の際は、2台持っていこうとしたところ、却下された。
今回は2台持参の許可が出たので、EOS R にEF17-40mmF4L、SIGMA fpにSUMMARIT-M F2.4/50mm、Tele-Elmarit 90mm f2.8という,
広角側はEOS、標準~望遠側はfpという体制で臨んだ。
まず鳴門の渦潮を見に行こう思い、この日の渦潮が見れる時間を調べてみると13:30~となっていた。なので8:55羽田発のANAで徳島に飛び、昼食を食べて渦潮を見に行く予定を立てた。徳島空港でレンタカーを借り、まずは腹ごしらえ。
レンタカーで事前に調べておいた直送海鮮なるみ丸に向かう。到着したのは11:30くらいであったが、平日のせいか非常に空いていた。
どのメニューも美味しそうであったが、ばらちらしを注文。色どりが美しくテンションが上がってきた。
腹ごしらえを済ませ、うずしお汽船に向かう。
13:00ちょっと前に到着すると、次の出港は13:30と案内された。
お客さんがあまりいないので、この時は平日はこんなものなのかと思っていた…。
フィルムを販売していたのはいつの頃なのだろう…。
出航まで外で時間をつぶす。クラゲがいっぱいいた…。
知床観光船のKAZUⅠを思い出した。確かあの船も瀬戸内海で活躍していたとニュースで言ってたな…。
船に乗る直前に何と観光バスが到着。老人の一団が乗り込んできて、満席となった。考えてみれば老人に曜日は関係なく、平日に旅行するという認識が欠けていた。長生きできたら、あんなふうになるのだろう。
渦潮は結構見ることができたが、写真に撮るのが難しかった。現れてから消失するまでの時間が結構短く、構図を考えシャッターを押したときには消えているということの繰り返しだった。
17mm側で橋や景色を入れた写真を撮りたかったこともあり、構図を考えていると渦潮はどんどん消えていくのだった。
iPhoneでも動画を撮ったが、なかなか渦を巻いている様子を捉えるのは難しかった。渦の直径はもっと大きいのではないかと思っていたのだが、意外と小さく少し残念であったが、家人は満足したようだった。
橋の上からも見えるとのことだったが、あの高さからだとかなり小さくしか見えないのではないかと思ったが、もっと大きい渦の時もきっとあるのだろう。
渦潮の次は大塚国際美術館。
ここではいろんな絵が見れるのだが、すべて偽物。なのに入場料は結構高い。
これは結構圧巻だった。本物のシスティーナ礼拝堂はさぞかしすごいのだろう。超広角を持ってきてよかったと思う…。
とにかく古代から現代までのあらゆる絵がある。全部偽物だが…。いくつか本物を見たことがある絵もあった。偽物だと思って見てしまうので、本物の持つ雰囲気、迫力などは感じられない。
鑑賞ルートが4kmあるとのことで、時間が足りなくなり、14:00に入館し16:00には出ようと思っていたのだが、17:00くらいになってしまった。
これでは18:00にチェックインすると伝えてある大歩危のする大歩危のホテルに到着することはできない…。
鳴門から大歩危までは約100km。高速道路を使うが2時間程度はかかるので到着は19:00くらいになるだろう。
日が長い時期だし、東京よりも西なので、17:00過ぎでも運転しやすい。途中吉野川サービスエリアでさつまいもソフトを食べてしまった。我慢がきかなかった…。
19:00に大歩危のホテルに到着。
今度は山の中。こんなのが出てきたらビールも進むというものだ。
翌日は四国第二の高峰、剣山まで山道を片道50kmのドライブ。楽しみである…。
カメラ / レンズ:EOS R / EF17-40mmF4L, SIGMA fp / SUMMARIT-M f2.4/50mm, iPhone SE3