C/Y-L/Mアダプター導入
先月、後輩af氏からCarl Zeiss Tessar T* 45mm F2.8 100 Jahre、FB友人のTさんからCONTAX Carl Zeiss Distagon T* 35mm F1.4 MMを借りている。
自分のEOS RやSIGMA FPに装着するためには、後輩af氏がレンズと一緒に貸してくれたC/Y(ヤシカ・コンタックス)→L39(旧ライカ)マウントに手持ちのL39→L/M(ライカM)アダプタ-を付け、ライカM→キヤノンRFあるいはL/Mアダプターを介してカメラに装着するという面倒なことになっていた。
面倒なのでいっそのことC/Y→RFアダプターとC/Y→ライカLアダプターを買ってしまおうかとも思ったが、EOS RもSIGMA FPもライカMマウントレンズを付けるためのアダプターはあるので、C/Y-L/Mアダプター一つ購入すれば両方のカメラでツアイスレンズが使用できる。
焦点工房のサイトを見てみると、KF-CYMとKF-CYM2の2種類があることがわかった。前者は3,025円(税込み)、後者は4,320円(税込み)で、違いはTECHART LM-EA7というソニーEマウントでAFができるものに対応しているかしていないかであった。
ソニーEマウントは自分には関係ないので、安価な前者を注文した。
ところが翌日に焦点工房オンラインストアからメールが来て、注文したKF-CYMは在庫切れとなってしまい発送できないという。差し支えなければKF-CYM2を発送するとのことだった。支払額はそのままでいいということなので、喜んでKF-CYM2を送ってもらうことにした。
アダプタの接合部が少しくびれるのであまり格好はよくないが、ヘリコイド付きアダプターなのでそれなりの近接撮影も可能だ。Tessar45/2.8はかなり小型のレンズだが、レフ機用なのでミラーレスに付けるとそれなりの長さになってしまう。
こうしてみると、レフ機のマウント面からフィルム面というのは、ミラーがある分結構距離があるということを認識させられる。
せっかくヤシカ・コンタックスマウントのレンズが付けられるアダプターを買ったのだから、どんなレンズがあったかと思い、季刊クラシックカメラNo.10を引っ張り出してみた。2001年1月の発行だから22年も前になる。今も大活躍されている赤城耕一さんもいくつかのレンズについて記事を書いているが、何よりその顔写真が若いのに驚いた。40歳くらいか…。
改めて記事を読んでみるとどのレンズも使ってみたいと思う。2001年の発行だからどの作例もフィルムである。インターネットでデジタルでの写真も見てみるとするか。
それより、今借りているレンズで自分も撮影に出かけねばなるまい…。
カメラ/レンズ:EOS R/Voigtländer NOKTON40mm F1.2 Aspherical, SIGMA fp/Voigtländer NOKTON40mm F1.2 Aspherical