10万円の給付金で、いま私に出来ること~新しい3Dプリンタの購入~マスク、フェイスシールド、イヤーガード
10万円の給付金が貰えるとなった今、自分は何に使うべきかを考えた時に、現在あるFDMタイプの3Dプリンタ2台にプラス1台を追加して、マスクやフェイスシールドなど、何か人の役に立つものを作るという決断に至りました。
昨日、届きまして、夜9時から組み立て作業をスタートして、なんとか12時前までにテストプリントまで無事に完了!
幸いなことに私自身は岩手県と北上市から事業委託、補助金を頂いて活動していますので、コロナの影響を受けずに今年は給料を頂ける予定です。
そんな私が仕事でも個人的にも出来ることは何かを考えた時に、デジタル技術を活用した支援だと思い、教材の無料配布や3Dプリンタでの造形など、思いつき始められることから行動しています。
今、医療現場ではマスクやフェイスガード(シールド)などの物品が足りなくて困っているところが多くあります。そこで大手メーカー企業も生産を開始しはじめています。自動車メーカーであるトヨタや日産、本田はフェイスガード、SHARPがマスクをつくりはじめました。
私も微力ながら自分の持っている3Dプリンタでマスクやフェイスガードなどを試作でつくってみていました。3DプリントしたマスクをFacebookに投稿したところ、数名から欲しいという要望があり、少しでも身近な人のお役に立てればという想いで作りはじめています。
マスクは日本の大学院生がデザインしたもので、Webに無償公開しています。この学生の行動は本当に素晴らしいと感動しております。私もマスクのデザインを色々と試行錯誤してみてはいましたが、大学生のデザインが素晴らしいので有り難く使わせて頂いています。
様々なカラーバリエーションをつくってみています。
(私的には青が気に入っています♪)
フェイスガードについては、大阪大学で無償公開しているデータをダウンロードして試作してみていました。不足している病院に提供する活動も行われています。私も微力ながらお手伝いするつもりです。
A4のクリアファイルを活用できるもので、家庭用3Dプリンタでも作成することができるようになっています。
その他にもマスクを長時間つけていても痛くならないイヤーガードについても3Dプリントしてみています。
参考にしているデータは、なんとカナダのバンクーバーに住む少年(13歳)がデザインしたものです!!
そして、この少年、3Dプリントしたものを病院に1300本以上寄付。
データもWebに無料公開!何と素晴らしい少年なんでしょう!!
こんな感じで自分にできることを微力ではありますが行っています。自分に出来ることは限られていますが、出来る限りのことを今後もしていきたいと思います!!
困られている方がおりましたら、ご連絡いただければと思います。
特に、地元の岩手県や北上市で困っている医療従事者の方々、市民、県民の方がおりましたら、ご協力させて頂きます。