岩手県もメタバース盛り上がっています!iwate.unity #5 オンライン
どうも、テルえもんです。
先週土曜日は、iwate.unityのオンラインイベントに参加しました。
本当は盛岡にあるアイーナを会場にリアル開催の予定でしたが、コロナ禍のためオンラインとなりました。
unity(ユニティ)は、ユニティ・テクノロジーズが開発しているゲームエンジンです。ゲームエンジンとは、ゲームを開発するためによく使用する機能を簡単に使えるようにまとめたものです。最近では「ポケモンGO」に使用された事でも有名になっています。製造業においても眼鏡をかけて仮想空間を体験するVR技術とコラボさせることで、工場での生産ラインのシミュレーションや工場レイアウトの検討、車のデザインの確認など多くの活用が進んでいます。
iwate.unityは、2019年11月に第1回目が開催され、東北のゆかりのあるエンジニア&クリエイターを繋げ、個人の経験・知見を気軽にアウトプットできる場所として、Unityを通じて気軽に仲間ができて交流できる環境をつくり、コミュニティを通じた関係人口の拡大を考えている集まりです。
今回の参加者は、岩手県をはじめ、関東の方や、なんと遠くはシンガポールから!岩手県出身の人だけではなく、岩手県やunityに興味がある人が集まっていました。
最近ではメタバースが注目を集めていますが、岩手県の名産、名所を閲覧できるワールド「VHATOV(ヴィーハトーヴ)」の紹介がありました。
アクセスURL:https://cluster.mu/w/a02ff14e-f488-45c3-a834-3fb57ff99e82
メタバースプラットフォーム cluster(クラスター)で見ることができます。
私、テルえもんもコンテンツ制作に関わっていまして、わんこそばや遠野のカッパ、宮沢賢治、かもめの玉子などの3Dデータ作成に協力をさせていただいていました。
3Dデータは、3DCAD-Fusion360で作成したものをFBXファイル形式でエクスポートしています。FBXにすることで色情報を保持してUnityに取り込むことができます。(ただし、テクスチャ情報は読み込めないですかね。)
今回の運営者である、澤口さんからは、バーチャルな空間で地方の特色や雰囲気が伝わる。今までとは異なるアプローチで地方とのパイプラインとなれるのではないか?同じ地方の興味を持つ人が集まるのは楽しい!などのお話しがあり、私も同感でした。
メタバースは、メタ(Meta)がギリシャ語で「超越した」という意味で、「宇宙」「全世界」などの意味を持つユニバース(Universe)と組み合わせた造語です。これまでの常識を超越した世界を、仮想デジタル空間で実現するための技術になります。オンライン上に構築されたバーチャル空間やサービスのことを指したりもします。
2021年10月にFacebook社が社名を「meta(メタ)」に変更したことも大きなニュースになりました。今後のコミュニケーションやSNSはメタバース上に展開されると言われています。メタバースでは、1人1人がアバターとして人格を持ち、VR機器などを用いて仮想空間上で活動を行います。
メタバースが盛り上がってきている中で、岩手県に関するメタバースがあるのは良いですよね。以前のイベントには80名参加されたと聞きました。岩手県に行ったことがなく知らない人も気軽に岩手県を知ることができて、今までとは違うつながりができたり、サービスの提供が生まれてくるのではないかと思います。
これから地方でもできること、地方だからこそ、できることをメタバースを通じて行っていけたら良いなと思っていました。小さなことからコツコツとがんばっていきたいと思います。
noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。